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日本人男性旅行者が95万RS(約160万円)の被害に!

皆さんこんにちは。

連休中は昏睡強盗や詐欺事件等で
ツアーデスクは旅行会社なのか
盗難事件の相談所なのかわからないような
変な賑わいを見せておりました。

この夏に日本の外務省からも
勧告と事例が提示されましたが、
今週はそんな詐欺事件をいくつか紹介
していきますので、これからインド旅行を
ご予定の方は是非参考にしてください。

まずは8月初旬にインドで新聞記事になった事件。

(弊社のお客様ではないので新聞記事から抜粋しています)

http://www.thehindu.com/todays-paper/tp-national/tp-newdelhi/japanese-national-rescued/article5001896.ece

22歳日本人男性旅行者が95万RS(約160万円)の被害に遭いました。


被害者はカジュラホを訪問後、
8/3にジャイプル入りをしてHOTEL PEARLにチェックイン。
8/4にオートリクシャを利用して市内観光した際、

運転手(MR.ALI)に強引に誘われて
おじ(MR.KARIM)の家へ連れて行かれました。

被害者はジャイプルの後アーメダバードへ向かうので、
丁寧に断ってホテルへ向かうよう指示したが、
RAMGARH村にあるおじの家へ移動して3日間監禁。

持っていた鉄道チケットを取り上げ、
宝石を購入するよう強要したようです。
宝石は郵便で日本に送るように指示し、

8/5に10コの指輪を見せ、
パスポートとクレジットカードを取り上げる。

彼らは税関担当者という人物と電話で話をし、
宝石を日本に郵送するためにパスポート提示が必要と説明。
9/6には彼から取り上げたクレジットカードで
95万RS相当(日本円にして約160万円)の宝石購入領収書を作成。

被害者はその後、現地から自力で脱出し、
デリーのCHANKYAPURI POLICEへ出向き、被害の報告をした。

その後、事件はジャイプルで発生しているので
ジャイプル警察署へと書類は転送され、
捜査が続けられているとのこと。

>>以上記事抜粋。


対応策としては、リクシャやタクシー運転手が
ご自分の行き先と異なる場所へ強引に向かおうとした場合、
その場からすぐに離れてください。

誰かの店、家に連れて行かれた場合にも、
隙を見て逃げ出してください。

それが無理な場合には、
時系列での詳細情況を記憶し、
事件にかかわる書類(領収書等)を保存。

可能なら関係者の車のナンバーや
当事者の顔写真撮影等、
後で被害届を提出する際に必要なあらゆる情報を収集してください。

被害に遭ってしまった場合には、
最寄の警察署に届け出てください。

明日は今月に入って大流行?中の、
昏睡強盗事件についてお伝えします。
by shigetatravels | 2013-10-16 15:48 | 詐欺報告
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