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祝日シーズン到来

みなさんこんにちは。

10-11月にインド旅行を予定している方は、
既に手配を済ませましたか?
いよいよ怒涛の祝日シーズンに入りました。
インド全土がなんとなーく祝日モードで浮き足立っています。

先日10/2がガンジーの生誕祭でインド全土で祝日でしたが、
10/4-10/13はNAVARATRI祭ということで既に祝日モードです。
また、本日10/9はDURGA PUJAという祝日で
このお祭りは10/14のPANCHAMI PUJAまで続いて終了。
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10/16からの4日間はイスラム教のBAKRI IDというお祭り。

新年のお祭り[DIWALI(ディワリ)]の2週間前にあたる
10/14はダシャラー(DUSSHERA)/Vijayadashamiといって、
この日から10日間にわたって祝われ、
叙事詩ラーマーヤナにちなんだイベントがたくさんあります。
最終日には魔王ラーヴァナの人形が焼かれたり、
ドゥルガー女神の像が川に投じられるなど、
各地で大いに盛り上がります
祝日シーズン到来_b0239829_17104385.jpg


そして11/3-7がインドのヒンドゥー教の
新年のお祝いであるDIWALI(ディワリ)祭。

別名「光のフェスティバル」とも呼ばれ、
10月末から11月初めのインド歴の
第七番目の月の初めの日ヒンドゥー教では
「年の変わり目」にあたる、三大祭りのひとつ。
祝日シーズン到来_b0239829_17111060.jpg


サンスクリット語で、光が暗闇に勝利したことを表す
光の列(ディーパーヴァリー)を表します。
祭典期間中はインドの町じゅうに
ロウソクや照明に灯がともり、
地域によっては花火が打ち上げられるところもあります。

また、新しい洋服や物を買いそろえる人々で
マーケットが賑やかになるのもこの時期です。

11/5からは12/3まで29日間続く
イスラム教のMUHARRAM祭りとなりますし、
11/17はシーク教の教祖GURU NANAKの
生誕祭にむけて11/15から各種行事が行なわれます。

これらは主要なものだけですが、
それ以外にも、以下のように祝日が連なります。

10/18: MAHARISHI VALMIKI'S BIRTHDAY
10/22: KARLA CHATURTHI (KARVA CHOUTH)
11/2: DEEPAVALI (SOUTH INDIA)
11/2: NARAKA CHATURDASI
11/3: GOVARDHAN PUJA
11/5: BHAI DUJ
11/8: PRATIHAR SASHTHI or SURYA SASHTHI (CHHAT PUJA)
11/24: GURU TEG BAHADUR'S MARTYRDOM DAY

インドは国土面積が広く、
宗教、民族文化がそれぞれ異なるので、
州ごと、銀行ごとにそれぞれの所属が多い宗教にあわせて
各機関で各自祝日を定めています。

つまり同じ銀行でも支店ごとに
休みが異なったりするわけです。

そんなこんなで昨日のニュース。
インド人も鉄道チケットの確保に
大変苦労しているというニュースです。


http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2013-10-08/varanasi/42827781_1_delhi-bound-trains-four-trains-delhi-varanasi

いよいよ始まった祝日シーズンで帰省しようにも、
11月初旬までのデリー/ムンバイ発着の
列車チケットは既に満席で手配できないとのこと。

ウェイティングリストに載せるも、
各クラスで予約した乗客全員がキャンセルしても、
まだウェイティングになってしまうという・・・
ということで、ウェイティングに載せることすら
不可能だと嘆いています。

11月初旬の鉄道チケットを1ヶ月前の今月初旬に
予約をかけた人はウェイティングの番号が430番。
祝日シーズンなのでキャンセルが出ることも
ないだろうというのが鉄道会社の見方ですが、
それでも僅かなチャンスに賭けて
あらゆる手段でチケットを確保したいとぼやく人も。

デリーの学生も「出発24時間前から予約開始の
特別枠[TATKAL QUOTA]でのトライといっても
数席を何百/何千という乗客でもって
争奪戦を繰り広げないといけないので確保はほぼ不可能。
仕方ないので一般枠で座席を確保できた友人の
寝台1台を他の仲間とシェアして乗車します」とのこと。

インドの人口は12億。祝日がこれだけ重なり、
地方に出稼ぎや学生で出ている人たちが帰省する手段も限られ、

鉄道会社の発表によると、
デリー=ムンバイ/デリー=コルカタ間の列車は
ディワリ前後のウェイティングはどれも既に400-450番
もしくはキャンセル待ちすら不可能な事態となっており、
ダシャラー(10/13)までの間なら、
ウェイティングが50-60程度で収まっているとのこと。

どちらにしても、この期間に鉄道を利用しての
観光旅行をするのはかなり厳しいということがうかがえます・・・。

ウェイティングチケットは最終的に
ウェイティングが繰り上がらなくても、
一般枠で既にチケットをもっている人と知り合いなら
同じ寝台をシェアして移動する人も多く、
この期間の列車内は定員オーバーで大変なのです。

ということで、弊社スタッフも鉄道チケットの確保に
毎日奔走している状態です。

ちなみに弊社はデリーのツアーデスクは年中無休。
ディワリの午前中のみお休みとなっています。
弊社が営業していても、各種交通機関や予約機関が休み、
ということも多々ありますので、
まだ手配をはじめていない方は今すぐにご相談くださいませ。

確約はできませんが・・・
スタッフ一丸となってご希望が叶うよう努力します・・・。
by shigetatravels | 2013-10-09 17:14 | 祝日・お祭り・イベント情報
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