玉ねぎ問題続編?最終章?

みなさんこんにちは。
日本も秋晴れ続きときいていますが、
こちらデリーも毎日最高気温が30度前後と
随分と過ごしやすくなりました。

さて、先日からご案内している玉ねぎ問題、
各国ニュースでも取り上げられたようです。
以下はアメリカの新聞記事を日本のサイトが取り上げたものです。

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http://rocketnews24.com/2013/09/29/372724/

>>インド北部で、最近オムレツが原因のビックリ事件が発生した。
ウッタルプラデシュ州の屋台で、客がオムレツに入っている
玉ねぎが少ないことに腹を立てて、発砲したというのだ。

・玉ねぎが原因で発砲、強盗、政権さえも倒れる

なんだかちょっと笑い話のようだが、インドでは全然笑えない話。
実は近年、食料価格が高騰しておりインフレの影響もあって、
野菜が容易に手に入らなくなっているのだ。
特に玉ねぎ価格の高騰は今に始まったことではなく、
玉ねぎ強盗も珍しくない。
場合によっては玉ねぎが原因で政権が倒れることさえあるというのだ。

【インドで起きた「玉ねぎ」事件あれこれ】
1.玉ねぎグルーポン
「グルーポンインド」は玉ねぎ価格が急騰するなか、
1キロあたり9ルピー(約14円)で玉ねぎを販売を開始した。
この価格は一般的なマーケットの販売価格である
60ルピー(約95円)の85パーセント割引でお買い得だった。
そのためサイトへのアクセスが集中し、
サイトはダウンしたそうだ。

2.玉ねぎの銀行預け入れ
上昇を続ける玉ねぎ価格に憤りを感じた、
インド人民党の州議員は玉ねぎを銀行に預けたそうだ。
「お金の価値にも勝る」という皮肉だろうか。

3.玉ねぎスナイパー
少し古い話になるが1998年。
とある放送作家は10キロの玉ネギを買うために、
ボンベイ警察にスナイパーの出動を要請したそうだ。
しかし暴徒が集結して、政府が輸送する
野菜トラックは略奪されてしまったのだとか。

4.玉ねぎ強盗
野菜価格の値上がりが収まる気配がなく、
強盗は現金輸送車には目もくれず、
玉ねぎを積載したトラックをターゲットにしているという。

5.玉ねぎが原因で政治が動く
玉ねぎの価格は時の政府存亡をも揺るがすようだ。
1980年総選挙のときにジャナタ党は、
玉ねぎ価格の高騰が原因で敗退し、
1998年にはインド人民党がデリーで、
同じように玉ねぎ価格によって大敗したという。

6.玉ねぎで武装化(懸賞金つき)
インド西部の玉ねぎ農家の組合は、
玉ねぎで政府要人を殴り倒すことができたら、
1000ルピー(約1600円)払うと言いだした。

・食品価格が市民生活を圧迫
インドではこの一年で食料価格が18.2パーセント上昇。
玉ねぎは245パーセントも値上がりしているそうだ。
玉ねぎをはじめとする食品価格の適正化が、
政府運営のカギとなっていると言えるだろう。
市民の窮状を想像すると、
玉ねぎが理由で政治が動くのも納得できるのではないだろうか。

>>ということで、
今日は世界が注目するインドの玉ねぎ問題についての
最終章?をご紹介しました。
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by shigetatravels | 2013-09-30 15:30 | インドあれこれ
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