6月に発生した北インドの洪水被害影響等

みなさんこんにちは。
今日9/19がガネーシャ祭りの最終日ですが、
ツアーデスク前の通りも昨日はホーリー祭の時のような
色粉を掛け合って踊っている地元民たちが夕方頃から増えました。

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さて、6月の雨季初旬に発生した北インドの洪水被害結果が
先日とりまとめられて公表されました。

インド北部ウッタラカンド州で起きた洪水、地すべりによる
行方不明者の数は4083人に上ったようです。
このうち1000人以上が女性で児童も数百名に及んたほか、
300人を超える外国人が以前として行方がわからないそうです。

6月中旬、同地方では豪雨が続き、数本の河川が氾濫し、
地すべり、洪水が発生しました。1千人近くが水死体で発見されています。

環境学者らは、森林伐採やダムの無秩序な建設、
地すべりの危険性のある地帯で高層住宅が建設されていたことから、
災害の規模が大きくなったとの見方を示しています。

インド空軍ヘリコプター部隊を中心とする救助活動では
約11万人が避難しました。

http://japanese.ruvr.ru/2013_09_18/indo-kouzui/

世界第二位の人口を抱えるにもかかわらず、灌漑設備が整っておらず、
広大な穀倉地帯のうちの半分以上55%が
雨季の雨水だけを頼りに生活しているインドでは、
雨季の始まりにあたる6月に例年の20年分もの降雨量を記録しました。

その後少しずつ雨量が減り、7月以降9月初旬までの雨量は
結局例年以下にとどまっています。つまり今年の雨季は振り返ってみると
干ばつ被害を残したということです。

パンジャブ州やハリヤナ州の米の生産高は大丈夫だろうといわれていますが、
冬に収穫時期がやってくる麦や菜種油等の出来高が心配されています。

農作物の生産高世界一ともいわれるインドは、その収穫高の殆どをこの、
雨季の雨量や雨の降り方に頼っており、その中でも特に、
米や砂糖、木綿等の外国への輸出による現金収入が国の経済の多くを支えています。

景気減速と通貨ルピー安に見舞われている中、この雨季の影響により
タマネギ価格の急騰が人々の懐を直撃しています。我が家もしかり・・・。

タマネギはインド料理でよく使われる食材で、
年間消費量は1500万トンに達しますが、
価格上昇率はインドのインフレ率(6%)をはるかに上回り、
一部地域では1カ月で5倍上昇したといいます。

干ばつによる供給量減少が価格高騰の原因ですが、
機能不全に陥った政治システムや経済改革の遅れも
状況の悪化に拍車をかけている様子で、
タマネギの流通では多くの中間業者が関わるためコストがかさみ、
小売価格では農家に支払われる金額の2倍に達します。

また道路事情が悪く輸送に時間がかかるために、
収穫量の4割が途中で腐ってしまうといいます。

インドでは以前から経済改革の必要性が叫ばれていますが、
昨年、外国からの直接投資に対する規制が緩和されたものの
大きな成果が出るには至っておらず、外国企業は
政治の風向きが変わることを怖れて及び腰といわれています。
確かに日本人の出張や視察手配等は減っているようです。

http://www.cnn.co.jp/business/35037209-2.html

我が家でも奥さんが嘆いていますが、日用品の物価上昇、ガソリン値上げ、
干ばつの被害に豪雨被害・・・

商売の神様、ガネーシャのお祭りに参加して、
景気がよくなるようお祈りして来ないといけませんね。
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by shigetatravels | 2013-09-19 15:08 | インドニュース関連
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