カーラチャクラ終了と大阪でインド原発映画上演

みなさんこんにちは。

ラダックで1976年以来2度目となる
ダライラマ法王によるカーラチャクラ潅頂が
無事終了したそうです。
http://www.dalailama.com/

昨年8月に今年のラダックでの
カーラチャクラの開催が決定してすぐに
街中のどの宿も1年先の予約が満室。

1泊での予約など不可能で
現地エージェント等は1年前から
今年の7月1ヶ月分の予約をして、
しかも前払い&通常よりも高い
料金設定の宿を押さえてきました。

この期間はチベット仏教徒たちの祈りが
町中に広がっていましたが、
同時に馬方やコック、ガイドなどが
仕事を断って儀式に参加するため
トレッキングなど長期レーを不在にするような
旅行手配ができなかったとも聞いています。

また、ホテルやゲストハウスなども
世界中から押し寄せる観光客や
チベットサポーターなどで埋まりつくしました。
以下の写真は儀式の際に作成された
カラフルな砂で作ったマンダラの写真です。


さて、先日ご案内していた
インド原発の映画監督が来日しました。

老朽化して「世界一危ない」ともいわれる
インドのタラプール原発を描いた映画
「ハイパワー」の上映会が18日午後7時から、
大阪・十三のシアターセブンであるそうです。
http://chikyuza.net/archives/45870

▼全国各地での上映情報はこちら
http://badseaweed.files.wordpress.com/2014/06/highpower_jp_v52.jpg

日本語字幕つきの上映は初めてで、
来日したプラディープ・インドゥルカー監督が
インドの脱原発運動や
住民の健康被害について語るトークもあるとか。

監督は現地の原子力研究センターの元職員。
退職後の2009年から反原発活動に関わるようになり、
2011-13年に、タラプール原発周辺の住民に
取材した内容をドキュメンタリータッチの
短編フィクションにまとめています。

作品はブラジルであった国際ウラン映画祭の
短編部門で受賞しましたが、インド国内では
「反体制的」としていまだに上映が禁止されています。

1966年に稼働したタラプール原発は
東京電力福島第一1号機と同じ
米ゼネラル・エレクトリック社製で、
沸騰水型炉では世界最古。

たびたび放射性物質が漏れ、
周辺の漁村では魚が孵化(ふか)しないなどの
被害が出ているほか、住民のがんや
流産も増えているとのこと。

監督は「タラプール原発周辺の住民は
福島の原発事故に大きな不安を抱いており、
日本はインドへの原発輸出をやめ、
原発依存から転換すべきだ」と呼びかけています。

また、サッカーのワールドカップが終わりましたが、
インドにもその影響が少なからずあるようで、
明日はインドのサッカーについてご紹介予定です。
お楽しみに。


# by shigetatravels | 2014-07-16 17:54 | 祝日・お祭り・イベント情報 | Trackback | Comments(0)

少雨による影響ほか

みなさんこんにちは。
今年は本当に降雨量が少なく困ってしまいます。
7/12(金)は過去2年間の7月の最高気温で
もっとも高い42度を記録しました。

今日からは多少雨が続くようですが、
それでも最低気温30度、最高気温41度。
湿度は日中で25-75%・・・。
書いているだけで汗が吹き出しそうです。

早速少雨による影響がデリーでも
少しずつ出てきているのでご紹介しましょう。

1)電力需要が8千メガワット上昇、電気料金が2倍に…
http://response.jp/article/2014/07/03/226816.html
ここ最近の雨による湿度の上昇で
エアコンの使用率が高まるのにともない、
電力使用量が6/30には今期最大となりました。

電力需要は8千メガワット上昇の
13万6千ワットとなり、
ユニット当たりの電気料金が
数日前までの2.5RSから
5RSへと2倍に跳ね上がりました。

雨季に入り水力発電所の稼働が始まるため、
需要に応える助けとなることが期待されますが、
雨量不足により最大限の発電能力を
発揮できていないのが現状とのこと。

また、石炭の不足によって
閉鎖を余儀なくされている火力発電所もあり、
こちらも今期の電力供給に打撃を与えています。

2)野菜の作付けへの影響
http://response.jp/article/2014/07/04/226914.html
インド政府は、インフレ対策のひとつである
1955年生活必需品法
(Essential Commodities Act of 1955)に基づき、
1年間にわたって玉ネギとジャガイモの貯蔵を規制すると発表。

これによって個人および卸業者が貯蔵できる
玉ネギとジャガイモの量が限定されることになります。

6月17日には、国内の流通量を増加させるため、
政府は玉ネギとジャガイモの輸出最低価格を設定。

新政権にとって食の流通は大きな課題ですが、
5月にはジャガイモ、果物、卵、魚を中心とした
食糧価格の高騰によって卸価格も昨年12月から
6%とこれまでにないペースで上昇しており、
さらに今月からは降雨量不足による
食糧価格の上昇が予想されています。

昨年は玉ねぎ価格の高騰で
玉ねぎ強盗事件も発生。

このまま少雨が続くと、
昨年よりも各種農作物の出来高が減るとみられ
経済に大きな打撃となる可能性があると心配しています。

3)インドのコーヒー生産量
http://response.jp/article/2014/07/10/227381.html?gp=1_email_20140710
2014年から2015年にかけての
インドのコーヒー生産量は、
前年比13%増の34万4750トンになる予測。

開花前の予測では、
降雨量の多さで被害を受けた昨年に比べ、
ロブスタ種の収穫が増加すると見られていました。

またアラビカ種が10万5500トン、
ロブスタ種が23万9250トン
の生産量に達すると予測されていました。

しかし今年は雨量の少なさから
ニカメイガの一種である害虫が発生し
ロブスタ種に被害を与えており、
さらなる干ばつが続くとコーヒーの果実にも
悪い影響を与えると見られています。


そして最後にいいニュースをひとつ。

4)デリー~アグラ間高速列車試運転開始
http://response.jp/article/2014/07/02/226795.html

インド鉄道は
11月からのデリー~アグラ間での
超特急列車運転開始に備え、
7月3日に最高速度160km/hの
高速列車による試運転を行ないました。

当日は鉄道安全協会の
PKバジパイェ氏らの立ち会いのもと、
10時にニューデリー駅を出発。
同日中にアグラ駅から戻って来ました。

このルートには
16カ所のスピード規制エリアとカーブがあり、
速度向上を図るための改善が進められています。

現在はボーパル・シャダブティが
同ルートを最高150km/hで走行しています。

この高速列車の運転が始まれば、
現在デリー=アグラ間で120分かかるところ
90分にまで短縮することができるとのこと。


ま、でも安全運転が1番ですので
しっかりと事前準備をしてもらいたいところです。




# by shigetatravels | 2014-07-14 17:54 | インドニュース関連 | Trackback | Comments(0)

充電切れ電子機器の機内持ち込み禁止?!

みなさんこんにちは。

巨大台風の影響による弊社お客様の
日本からのインド旅行への影響は殆んどなく、
無事皆さんデリーへ到着でき、ほっとしています。

さて、昨日気になるニュースがありました。
充電切れの携帯電話やパソコン等電子機器の
航空機内持ち込みが禁止されるとか?!
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140710/erp14071009430006-n1.htm

イギリス政府は7月9日までに、
英国の空港を使う国際線旅客に対し、
充電が切れた携帯電話やパソコンなどの
電子機器が見つかった場合、
機内持ち込みを認めない
とする通知を出したとのこと。

電子機器に見せかけた爆発物の
機内持ち込みを防ぐための措置
とのことで、
アメリカが7月6日に発表した
空港警備強化策を受け、
アメリカ向けの直行便だけに
適用されていたのですが、
対象を拡大したとのこと。

英政府は、
英国の空港を発着する
「いくつかの路線で」
機器の電池残量を確認する
追加検査を行なうとしていますが、
具体的な路線には言及していません。

国際テロ、アルカーイダ系組織が
空港の保安検査で探知できない
爆弾の開発を進めているとされ、
欧米では航空機の爆破テロへの
懸念が高まっているようです。

対象となる路線はヨーロッパ、アフリカ、
中東への直行ルートが有力とか。

アメリカ国土安全保障省の
ジェイ・ジョンソン長官は
この取組について、
「同盟国や航空業界との間で
協議をすすめている」
と話していました。

インド国内線では過去に、
丸い物体はすべて中身を確認する。
というようなことがありました。

果物のオレンジを手にしていた外国人客に
「丸いのであけてください」と迫る警備員。
「中に爆弾があるかも」という理由。
それで「上司を呼べっ!」と
荒れ狂い、取り押さえられる外国人客。

セキュリティチェックが混雑している理由が
それだったという・・・。

もう少し融通の利く対応を
してもらいたいところですが、

今回のこの充電切れ電子機器問題、
最近は機内でwi-fi利用が可能になったり
とうれしいニュースが多かったのですが、
例えば、wi-fi利用で充電がなくなって
乗継便で持ち込めなかった電子機器は
ライターのように廃棄?没収?
刃物のように機長預け?
どのようになっていくのか、
今後が気になります。

せっかくなので、もうひとつ。

液体物の機内持ち込み
OK・NGの境界線 について
調べてみたところ、

「プリンは飲み物ですか?」

というタイトルとともに、
トリップアドバイザーで
面白い記事があったのでご紹介。
http://tg.tripadvisor.jp/carryon/

あくまでガイドラインなので、
最終的には検査官の判断次第
となることをご了承の上、
各自安全運行に協力して
旅行をしたいものですね。



# by shigetatravels | 2014-07-11 13:10 | 航空/空港関連情報 | Trackback | Comments(0)

7月の航空情報ほか

みなさんこんにちは。
今日も「モヤのち晴れ」なデリーです。

まずは昨日の続きですが、
インドのインフラ事業に外国を含む
民間投資を期待する表明があった直後、
イギリスがインドへの融資枠提供を発表しました。
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2014/07/129816.php

インドを訪問中のオズボーン英財務相は8日、
同国のインフラ事業に10億ポンド
(16億8000万ドル)の融資枠を提供すると発表。

特定のセクター向けに設定された
融資枠としては、過去最大規模とのこと。

英国のオズボーン財務相とヘイグ外相は、
投資促進と通商関係強化のため、
2日間の日程でインドを訪問しています。

日本からの新幹線の導入や、
日本から高速道路事業等の参入も予定しており
いよいよインドのインフラ事業が動き始めた感じです。

そして、今月に入って航空各社が
いくつかニュースを発表したので追ってみましょう。

1)ジェットエアウェイズ、
アリタリア航空(伊)とコードシェア提携を開始

http://flyteam.jp/news/article/37517

アリタリア航空とジェットエアウェイズは
2014年7月1日から、コードシェア提携を開始。

これにより、ムンバイ、デリー、コーチン、
アムリサトル、バンガロール、チェンナイ、
コルカタ、ウダイプルから、ローマ、ベニス、
ナポリ、トリノ、フィレンツェ、ベローナ、
ボローニャに効率的に接続できるようになります。

この提携により、
アリタリア航空が運航するアブダビ/ローマ線と
それに接続するボローニャ、フィレンツェ、
ナポリ、トリノ、ベニス、ベローナ線に
ジェットエアウェイズ便名が付与されるとのこと。

また、ジェットエアウェイズ運航の
アブダビ/デリー線、ムンバイ/コーチ線、
ムンバイ、デリーから接続するアムリトサル、
バンガロール、チェンナイ、コルカタ、
ウダイプル線にアリタリア便名が付与されます。

また、マイレージプログラムでも提携し、
ジェットエアウェイズの「ジェット・プリビレッジ」会員、
アリタリア航空の「ミッレミリア」会員は、
相互のコードシェア便のフライトでもマイルを獲得できます。

コードシェア便は既に販売開始していますが、
詳しくはアリタリア航空、またはジェットエアウェイズの
ホームページを参照ください。


2)スパイスジェット航空が3路線で増便を決定
http://response.jp/article/2014/07/03/226892.html

スパイスジェットは7月1日から、
ハイデラバード‐デリー間、
コインバトール‐デリー間、
バンガロール‐デリー間の3つの路線で
期間限定の増便を開始しています。

料金は2998RS~3999RSとのこと。

デリー‐ハイデラバード間は
諸税込で3999RS~という料金で、
一日5便が運行されます。

またハイデラバード‐コインバトール間は
諸税込2998RS~で、週に直行便が2便、
チェンナイ経由便が3便運行されます。

バンガロール‐デリー間は
7月15日以降の毎月第1日曜、
第3日曜に各4便の増便を予定。

3)スパイスジェット航空、
「鉄道より安い」特別運賃キャンペーン開始

http://news.nna.jp/free/news/20140710inr008A.html

スパイスジェットが、
新たな特別運賃キャンペーンを開始。
「鉄道運賃より安い」を売り文句に、
来年1月以降の国内線100万席を
最低999ルピー(約1,697円)で提供する。

対象となるのは、今月8~10日に予約された
来年1月6日~10月24日の出発便。

今回のキャンペーンは国内の直行便・
乗り継ぎ便・経由便を対象としていますが、
特別運賃は片道の基本運賃のみの価格で、
諸税・手数料は含まれていない。

また、一部期間が対象外となっているほか、
キャンセル時の払い戻しも行われないとのこと。


そして最後に、ムンバイメトロが期間限定で
最大運賃を半額に値下げとの情報。
http://www.ndtv.com/article/india/maximum-fare-for-mumbai-metro-slashed-to-rs-20-for-a-limited-period-554506

7月末までの処置で、経過をみてその後の運賃を
決定していくとのことですが、とりあえず、
今月中にムンバイでメトロ利用予定がある方には朗報です。

# by shigetatravels | 2014-07-10 14:37 | 航空/空港関連情報 | Trackback | Comments(0)

新政権が鉄道予算を公表

みなさんこんにちは。

せっかく雨季に入ったのに
デリーの天気は「ほこり」のち「もや」です。
なんともモヤッとした天気予報です・・・。

さて、昨日お話していた新政権の
今年度の鉄道予算が公表されました。
http://in.reuters.com/article/2014/07/07/india-budget-railway-modi-idINKBN0FC0U920140707

インドのゴーダ鉄道相は昨日、
民連携事業(PPP)を通じて
国内鉄道網の近代化を図る考えを示しました。

国有鉄道網(旅客を除く)に対する
海外直接投資の認可を
内閣に求める方針も明らかに。

同相は議会で「将来のプロジェクトの大半は
民連携事業(PPP)になる」と述べました。
つまり、民間資金で鉄道網の拡充を図るとのこと。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0FD0RY20140708

また、2014/15年度の鉄道予算として
6545億ルピー(109億5000万ドル)を
支出する計画を明らかにしています。

PPPを通じた投資は
600億5000万ルピーになる見通し。

インドの歴代政権は
鉄道網の近代化を目指してきましたが、
低運賃や雇用の維持を求める声が多く、
改革は進んでおらず鉄道への投資不足が
経済成長を妨げる一因になっているため、
モディ政権は、民間資金の活用を通じて
不人気な政策を実行に移す構えとみられています。

政権人気があるうちに大きな仕事を・・・
というのはどこの国でも同じですが、
インドの鉄道網にメスを入れて、
鉄道旅行が快適になるのなら大賛成です。

今週の日本には巨大な台風が近づいているとのこと。
日本の発着フライト遅延&欠航等の発生率は
インドのそれとくらべてはるかに低いですが、
皆さんも台風被害には充分にお気をつけください。


# by shigetatravels | 2014-07-09 17:29 | 鉄道情報 | Trackback | Comments(0)
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