雨季到来!とインドの原発情報

みなさんこんにちは。

首を長くして心待ちにしていた
雨季がやっと北インドに到達しましたっっ。
昨夜は久しぶりに夜間の気温が30度を切り、
今日は日中の最高気温も40度を切るとか。

今年の雨季は
過去5年で最も雨量が少ないようですが、
兎に角、人口の2/3を農家が占め、
インド経済の14%を農作物の収入に頼るインドでは、
6月中旬-9月初旬のモンスーンの時期に
適量の雨がしっかりと降らないと
経済的なダメージが大きくなってしまうため、
国民の多くが雨季到来に喜んでいます。


さて、今日はインドの原子力発電についてご紹介。

12億人以上と世界で2番目に人口の多いインドでは
電力需要も非常に膨大になってきていることから、
大きな電力を生み出せる原子力発電所の数が増えています。
世界的にはそこまで多い部類に入りませんが、
アジアでは日本と中国に次いで多い国となっています。

発足して1カ月が過ぎたモディ政権。
インド外務省は先日、国際原子力機関(IAEA)の
追加議定書への批准を決めました。
これによって、IAEAがインドの原子力施設を
抜き打ち査察できるようになります。

この批准の背景には、原子力の燃料や
関連施設の輸入を促進させる
狙いがあると見られています。
http://www.enetalk21.gr.jp/kouenroku/20090129_ishi04.html

日本は、インドと原発の輸出を可能にする
「原子力協定」の締結に向けて、現在交渉中ですね。

インドでは現在、
発電量全体の2%程度である原発を、
2050年までに25%まで増やす計画があり、
ここに日本が参入する意義は大きいと観られています。

ただ、インドは2010年に、世界でも珍しく
原発事故の際に原子炉メーカーに
責任を問うことができる法律をつくりました。
これが現在、諸外国の原発促進関係者たちが
インドに参入することに歯止めをかけているようです。

また、5月には原子力分野での
インド・ロシア協力の主要な存在である
インド南部タミル・ナドゥ州の原子力発電所で事故が発生。
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_05_21/indo-aes/

定期メンテナンス中の作業員6人が負傷。
原発の安全性に対する住民の不安が高まったため、
反対運動が拡大しました。

新原発と送電網との接続は昨年10月に完了しており、
本来なら昨年末までに商業運転を開始する予定でしたが
反対運動や裁判などで、原発の建設には7年遅れに。

国営のインド原子力発電公社(NPCIL)によると、
事故はメンテナンス中に熱湯が漏れ出たことが原因。
同社は、爆発や放射能漏れは発生していないとしています。

事故を調査した結果、インド人労働者が
安全規定に違反した事が明らかになったとのこと。

点検を終え、規制委員会からの許可を得たあと、
1号炉は1000MWでフル稼働する事になっています。

インド政府は原発の発電能力を現在の
4.7ギガワット(GW)から63GWに引き上げる方針で
これは化石燃料への依存度を減らし、
停電をなくす計画の中核をなすものだとのこと。

国民の多くが皆、
電力不足に辟易している中
インドの反原発問題はインド国内では
大きく報道されませんが、みなさんの中には
興味がある方がいらっしゃると思いますので、

国際ウラン映画祭で
イエローオスカー賞を受賞した
短篇映画「ハイ・パワー」
を最後にご紹介したいと思います。

High Power とは、
ムンバイ地域の原発の呼び名です。

インドのムンバイ(ボンベイ)近郊の
インドでいちばん古い原発に対する
近隣住民の怒りを描いた2013年製作の作品で、
2年かけてまとめられた問題作。

国際的な賞をもらいましたが、
インドでは反体制的ということで
上映不可となっています。 

7月なかばから1ヶ月間、
インドゥルカー監督が来日ツアーを行うそうです。

現在、日本全国各地で
自主上映会サポートを募集中とのこと。
みなさんの地元でも映画の自主上映が可能かもしれません。
とくに関西方面で7月下旬上映先を募集しているそうです。

上映に関しての詳細はウェブサイトをご覧下さい。
http://badseaweed.wordpress.com/2014/06/22/update_pradeep2/



# by shigetatravels | 2014-07-04 12:28 | インドあれこれ | Trackback | Comments(0)

インドの再生可能エネルギー計画

みなさんこんにちは。

ニュースでは
今日にもデリーが雨季に入るとか?
ただ、今日の天気予報は
「煙幕」>>「もや」>>
昼頃から雷雨が明日まで続いたら
その後は再び「暑い晴天日」が続くようですが。。。

今日は、新政権になってからよく目にする
インドの再生エネルギー計画について幾つかご紹介。

1)パンジャブ州でメガソーラー計画始動
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140109/326602/
インド再生可能エネルギー開発事業者の
Welspun Energy社は1月、
インド北西部のパンジャーブ州政府と、
同州内に出力150MW分のメガソーラー
(大規模太陽光発電所)を建設する覚書を締結したと発表。

覚書に基づいて、
Welspun Energy社は今後3年間にわたって、
1300万インドルピー(約219億円)を投じて
今回のメガソーラーを建設し、
2017年までに売電を開始するとのこと。

Welspun Energy社によると、
パンジャーブ州では、電力の供給不足や
供給の安定性に課題を抱えており、
今回のメガソーラーにかかる期待が大きいとのこと。

2013~2014年にかけて電力供給が、
パンジャーブ州全体の電力需要に対して19.7%、
ピーク時の需要に対して25.6%
それぞれ不足する可能性を指摘されており、
今回のメガソーラーの年間予想発電量は、
インドの72万世帯分の年間消費電力に相当するとのこと。

今回のメガソーラーによって、
パンジャーブ州は、再生可能エネルギーによる
発電所の建設において、インドを牽引してきた
グジャラート州やラジャスタン州のような存在
となると強調しているとか。

パンジャーブ州では現在、
合計出力9MWの太陽光発電システムが稼働中。

同州政府は、
太陽光発電所の導入に積極的に取り組んでおり、
2013年には26件で合計出力約250MWの
太陽光発電システムの建設プロジェクトを認可済み。

この中には、Welspun Energy社が建設中の
出力35MWのメガソーラーも含んでいます。

Welspun Energy社は、インド中央部の
マディヤ・プラデーシュ州ニーマチに
出力151MWのメガソーラーなど、
インド全国でメガソーラーの建設に注力している会社。

2)TATA POWER社、25MWのメガソーラーの試運転に成功
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20140619/403437/?rt=nocnt
インドの独立系電力会社であるTata Power社は6月、
子会社の再生可能エネルギー発電事業者が、
出力25MWのメガソーラー
(大規模太陽光発電所)の試運転に成功したと発表。

当初の予定では、
2014年3月末に送電網に連系する計画が、
変電所をシャットダウンさせてしまう可能性があるなど、
送電網側の受け入れ準備が整わなかったことから、
発電開始を延期していた。

3)デリーの屋上ソーラー電池設置計画 
http://response.jp/article/2014/06/18/225671.html
TATA POWER社が現在デリーで実験中の
「屋上ソーラー電池設置計画」

これが実現すれば、
デリーの住宅および商業施設での
電力負担が軽減される見込みとか。

見積り段階では
デリー市内全域1483平方キロメートルのうち
33キロメートルの範囲で建物屋上へ
ソーラー電池の設置ができ、
2557MWもの発電が可能とされたのですが、
年々高まる需要にも関わらず、
デリーの発電能力は開拓されて来ませんでした。

TATA POWER DELHI社自体も既に
自社ビル屋上に1.8MW(メガワット)の
屋上ソーラー電池を設置していますが、

デリーでは大気汚染の影響で
稼働率が15%にとどまり、
グジャラートやラジャスタンでの
稼働率20%-25%には及ばないとのこと。

しかし同社は2017年までに1900MW、
2020年には2300MWの発電を
この屋上ソーラー電池によって
可能にするための努力をしているとか。

4)インド国内初。発電可能な不動産開発業者あらわる
http://response.jp/article/2014/06/23/225979.html
インド国内でで最も規模の大きい
不動産会社のひとつ、DLFが所有する
ビルの屋上にソーラーパネルを設置し、
インド国内初の
「発電できる不動産開発業者」になろうとしている。

そのモデルとなっているのがグジャラート州。
ガンディーナガルにある
州政府の入るビルの屋上に
同様のパネルが設けられ
発電が試みられているとのこと。

DLFのアミット・グローバー氏によれば、
ビルの空きスペースを、
環境に配慮した方法での発電に
利用できるのは歓迎すべきこととし、

グルガオン、デリー、コルカタ、チェンナイで
同社が所有するビル屋上で
同様の計画を進めているとのこと。

DLFは既に100MWの天然ガス発電所を
グルガオンのDLFサイバーシティに建設し、
この電力供給がサーバーハブを支えている。

5)風力発電も活躍しています。
http://www.india-bizportal.com/industry/energy/p12820/
インドでは1985年から風力発電に
力を入れてきた歴史があります。

1985年当時、
非従来型エネルギー資源省(MNES)は
国中の風力データを徹底的に収集し始め、
データ収集後、同省ではインドの風力発電による
発電能力には45GW(ギガワット)程度の
ポテンシャルがあると見積もられました。

2013年のインド風力発電による
発電能力は20GW(ギガワット)であり、
ポテンシャルはその10倍を越すと見積もられています。

電力発電が国有であった当時、
政府は風力発電を民間セクターに開放し
加速償却方式を採用しました。

また風力発電による利益に対して
所得税を5年間控除しました。

5年ほど前までは、配電業者は、
消費者に売る電力の一部を
再生可能エネルギー由来の電力から購入するよう規制。

レギュレーターもまた
固定価格買取制度の対象で、
これは、風力発電に対して支払われるが、
投資家に投資する魅力を訴求するためのものだとか。

チェンナイに拠点を持ち、
農業用揚水機としての風車に着目してきた
NEPC社は、国内でタービンを生産している
風力発電大手Danish社との間で合弁会社を設立。

合弁事業によって生産した
250KW(キロワット)規模の機械は大成功を収め、
他メーカーを活気づけています。

1990年代を通して、
NEPC-Micon社やRRB-Vestas社、
Enercon good business社などが生まれています。

1997年度の終わりまでは、
インドの風力供給量は1GW(ギガワット)
にも満たなかったのですが、
今では独立系の発電事業者も現れています。

またその産業基盤も開発されつつあり、
今日では総売上の90%が
トップ6社に集中しているものの
風力タービン工場が29業者存在しています。

世界の風力発電業界で見ると、
Vestas社、Gamesa社、GE社や
Siemens社などの外資系企業が隆盛する中で、
インド現地企業Suzlon社は
グローバル風力発電会社のトップ10に入ります。

現在の風力発電産業は不振ではあるもの、
これまで埋もれていた幾つかの
重要なインセンティブが再開されることで、
次の成長段階が始まるのではないか
と期待されています。

世界の風力発電新規導入設備容量(上位10ヶ国、日本は参考)
出典:GWEC-Global-Wind-Report Annual Market Report 2013

6)アジア太平洋地域は2030年までに世界で最も発電容量が伸びると予想
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140701/362081/

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスは、
「BNEF 2030年市場見通し」レポートを公表。

それによると、
現在から2030年までに全世界で
発電所の新増設に伴う投資額は
7.7兆ドルに達すると見ており、
そのうち66%に相当する5.1兆ドルが
水力を含む再生可能エネルギーに投じられると予想。

再生可能エネルギー投資の地域別の内訳は、
アジア太平洋2.5兆ドル、米州8160億ドル、
欧州9670億ドル、その他地域(中東・アフリカ)が8180億ドル。

アジア太平洋地域では、
2030年までに発電所に3.6兆ドルが投資され、
最も発電容量が伸びるのが
再生可能エネルギーの2.5兆ドル(1.7TW)。

BNEFのMilo Sjardinアジア代表によると、
「2030年までにアジア太平洋地域では
太陽光が飛躍的に伸びると見ており、
屋根上・メガソーラー合計で
800GW近くの新設が見込まれる。
太陽光は2020年までに、
他の電源と完全に渡り合えるレベルに
コストが下がると予想しており、
この導入の大幅な伸びは補助金や
政策によるものではなく、経済性によるものだ」とのこと。

国別に見ると、
中国では2030年までに
電力需要が倍増する見通しで、
発電容量は1.4TW増えると予想。

そのためには約2兆ドルの設備投資が必要で、
そのうち72%は風力・太陽光・水力など
再生可能エネルギーに投じられるという。

日本の電力需要は、2021年に
震災前の2010年レベルに戻った後、
年率1%で微増していくと見通しており
2030年までの発電設備への投資は
約2030億ドルと推計し、
そのうち1160億ドルは屋根上太陽光、
720億ドルは他の再生可能エネルギーに充てられるという。

インドの発電容量は、
2013年の236GWから
2030年には887GWと4倍近くに急増する予想。

増加分の内訳は、
169GWがメガソーラー、98GWが陸上風力、
95GWが水力、155GWが石炭火力、
55GWが天然ガス火力となる。

2030年までの総投資額は
7540億ドルに達し、そのうち4770億ドルが
再生可能エネルギーに向かうと予想。

「しかしながら、
化石燃料の時代が終わるわけではなく、
アジアの急激な経済成長を背景に、
火力発電所も大幅に増加し、
石炭火力の純増分は434GW、
天然ガス火力の増加分は314GWを予想。
つまり、今後も何年間にもわたって
CO2排出量は増え続けることになる」
(Milo Sjardinアジア代表)とのこと。

グジャラートで大きな成功を収めた
ナレンドラ・モディ新政権。

国民の再生エネルギー計画への期待は
これまで以上に大きく膨らんでいます。




# by shigetatravels | 2014-07-03 13:33 | インドあれこれ | Trackback | Comments(0)

6月の航空業界情報‏

みなさんこんにちは。

今日は6月以降に公表された
航空業界ニュースをまとめてご案内します。

1)エミレーツ航空、インド国内
10都市への運行便で、各地方特有の料理の提供を開始

http://response.jp/article/2014/06/20/225837.html

例えば、コルカタ便ではマスタード・フィッシュカレー、
アメダバード便ではヘチマのグリーンピース詰め、
ケララ方面への運行便では魚のレッドカレー、
デリー便ではラム肉のギー煮込み・カルダモン風味
といったメニューが提供されるとのこと。

エミレーツ航空はインド10都市に
合計で週185便運行しており、
帰国のために利用する人やビジネス利用の出張者、
あるいは初めて旅行で訪れる人々にとって、
この新メニューは満足のいくものになるだろう
と同社のケータリング担当者は話しているとか。

2)エティハド航空、インドへの就航便を増便
http://economictimes.indiatimes.com/industry/transportation/airlines-/-aviation/etihad-airways-to-start-more-flights-between-india-and-uae/articleshow/37576699.cms

UAEに拠点を置くエティハド航空は、
コチ、バンガロール、チェンナイ等インドへの
就航フライト本数を増加すると発表。

観光客だけでなくビジネス利用客も多い
BANGALORE/CHENNAI/HYDERABAD
及びKOZHIKODE(カリカット)との
往復便において、10/1より大幅に増便するとのこと。

これにより、インドと中東、アフリカ、
ヨーロッパ及び北アメリカとの間で
日中便と夜行便の選択肢の幅が広がり、
ビジネス客にも使い勝手の良いものになるとか。

11月以降にはエアバスA320を導入し、
デリー&ムンバイとアブダビ路線で
より多くの座席数と1日に2本への増便を予定。

7/15~はコチ便もエアバスA321から
ボーイング777型に増席。

エティハド航空担当者は
「世界で最も成長が期待されている
インドへのアクセスをより便利にすることで
昨年よりも20%の増客を期待している」とのこと。

また、今後もインドのJET AIRWAYSとの
連携を強化し、より多い集客を目指すとか。

JET AIRWAYSはこの連携により
アブダビとBangalore, Chennai, Cochin,
Delhi, Mumbai そしてHyderabad路線を、
エティハド航空はアブダビとAhmedabad,
Bangalore, Chennai, Hyderabad,
Kochi, Kozhikode, Mumbai, New Delhi
および Trivandrum区間の路線を強化予定。

3)エアアジア・インディア、7月20日から
バンガロール~コーチン路線を新たに就航。

http://response.jp/article/2014/06/23/225981.html

6月12日、バンガロール-ゴア便の運行を開始し、
インド国内4社目の格安航空会社として
競争に参入したばかりのエアアジア・インディア。

同社代表取締役は、
「新たな就航地に関しては完璧な調査を行い、
多くの新規顧客を獲得する自信がある。
我々は常に価値ある商品の提供を約束する」
と話しているとのこと。

4)海外航空会社各社がインド路線のビジネスクラスシートを増席
http://response.jp/article/2014/06/23/225976.html

インド国内経済回復に伴う
消費者意欲の向上を受け、海外航空会社各社が
インド路線にビジネスクラスシートを増席中とのこと。

ドイツの代表的な航空会社であり
ヨーロッパ最大の航空会社でもあるルフトハンザ航空は、
現在ムンバイ=フランクフルト間で使用している
ボーイング747-400型機を新型の747-800機に変更し、
ビジネスクラスシートは従来の66席から80席に増加。

同様にシンガポール航空も
インド便に2階部分を全てビジネスクラスにした
エアバスA380型機を使用する計画がある。

シンガポール航空は従来使用していたボーイング777型機から
エアバスA380型機にしたことでビジネスクラスシートを
38席から60席に増やしたが、現状では2階部分は
ビジネスクラスとエコノミークラスが混在しているとのこと。

ビジネスクラスの需要はムンバイで特に高まっており、
週末の便はすぐに予約が埋まってしまう状況だとか。

5)国営航空会社エアインディア、インドの航空会社として
初めてグローバル・エアライン・アライアンスに加盟。

http://response.jp/article/2014/06/26/226307.html

ロンドンで開催されたスターアライアンス社長会で、
エア・インディアの加盟が承認されました。

国営航空会社であるエア・インディアは、
7月11日付けでインドの航空会社として初めて
グローバル・エアライン・アライアンスに加盟するとのこと。

2014年7月11日からエア・インディアが、
スターアライアンスメンバーとして提供する
サービスを確実に行うことができるように、
エア・インディア、スターアライアンスと
加盟航空会社による統合チームが
必要な最終作業を進めているとのこと。

スターアライアンスの担当者は
「エア・インディアの加盟プロセスを
再開したのは昨年12月のことで、
その半年後に正式な加盟日を公表できる運びとなり
スターアライアンスの既存顧客には、
世界初にして最大の国内航空市場を持つ地域へ、
より良いアクセスを提供できる」とコメント。

今回の加盟によりエア・インディアは、
スターアライアンスのネットワークに
毎日400便の就航便数とインド国内
35カ所の新たな目的地が加わることに。

インドの国内市場では現在、
スターアライアンスに加盟している
13の航空会社が10都市に就航し、
13%の市場シェアを占めています。

エア・インディアが加わることで、
スターアライアンスとして就航する空港数が増加し、
インドにおける市場シェアは30%にまで拡大予定。

顧客にはインド亜大陸を経由して北米、ヨーロッパ、
アジア・オーストラリアへ向かうルートが加わることで、
幅広い選択肢を提供することになるとか。

スターアライアンスの加盟航空会社は
あわせて27社に拡大し、毎日1万8500便が
世界192カ国1316カ所の目的地に就航する。

7月11日からエア・インディアの
マイレージプログラム「フライング・リターンズ」と、
スターアライアンス加盟航空会社の
マイレージプログラムの相互交換が開始される。

乗客は、マイルをためる、特典と交換する、
アップグレードに利用するなどの選択肢が増えるとのこと。

インド新政権から1ヶ月。
世界中が注目するインドに多くの航空業界が
あらゆるビジネスニーズを満たすべく
競って参入している様子が伺えます。


# by shigetatravels | 2014-07-02 15:06 | 航空/空港関連情報 | Trackback | Comments(0)

雨季が来ない?!&デリーメトロニュース

みなさんこんにちは。

先週は観光情報が多かったので
今週はニュース関連情報を中心にご案内。

例年なら6月中旬~下旬までに
北インドも雨季に入るのですが、
今年はまだ雨季が訪れていません。

毎日天気予報で
「モンスーンはどこまで来たか?」
という報道とにらめっこの日々が続いています。

今年はここ10年で1番雨季の到達が遅いとのこと。
http://indianexpress.com/article/india/india-others/monsoon-to-hit-north-india-by-end-of-week-forecast-agency/

そしてとうとう昨日、
今週末までには北インドに
雨季が到達するだろうという予報が!

週末までにデリー、パンジャブ、ハリヤナ州と
ウッタルプラデシュ州西部が雨季に入るとのこと。

また、同時にヒマラヤの麓あたり、
West Bengal and Sikkim,West Bengal,
Odisha, Bihar, Jharkhand,Assam
そしてMeghalaya州には
突然の局地的な豪雨の予報も出ています。

果たしてインドの天気予報の精度はいかに?

そしてデリーメトロは6月中旬、
Dilshad GardenとGhaziabadの
新たなバススタンドを結ぶ
全長9.41キロメートルの新路線を
2017年までに開通させることで
Ghaziabad開発機構(GDA)と合意。
http://response.jp/article/2014/06/20/225820.html

GDAによれば、この計画に伴う工事は
近日中に開始される予定とのこと。

新路線はGTロード上に建設され、
10万人以上の利用者を見込んでいます。

この路線が開通することにより、
デリーとShahid NagarやShalimar Gardenなど
Ghaziabad地区との接続が改善される見込み。

この計画にはGDAを中心に
ウッタル・プラデーシュ州開発局などが
総額177億ルピーを出資するとのこと。


今日も朝から30度超えで、
日中は最高気温38度を予定。

外はもう、ドライヤーの熱風を
直接浴びているようです。

明日&明後日は少し雷雨が見込めますが、
道路の冠水や停電による交通渋滞や
鉄道遅延、フライト遅延&欠航等が発生するので
あまり激しすぎるのも考え物です。

デリーは気候変動が激しいので
雨季の旅行には、ゆとりある旅行計画と
雨具に熱中症対策グッズ、停電対応道具、
懐中電灯やうちわ等があると便利です。

# by shigetatravels | 2014-07-01 18:31 | インドニュース関連 | Trackback | Comments(0)

Rath Yatra / Car Festival‏ 始まりました

みなさんこんにちは。

昨日6/29からオリッサ州プリ
およびグジャラート州アーメダバードで
ラタヤートラ(RATH YATRA)祭が始まりました。
http://www.firstpost.com/fwire/fwire-india/puri-ratha-yatra-witnesses-massive-turnout-1595083.html?utm_source=FP_HP_LATESTNEWS

「ラタ」は「山車(だし)」、
「ヤートラ」は「旅」という意味。

クリシュナ神が行なった旅を記念して、
普段祀られているシュリーマンディル(Shreemandir)から、
3キロ離れたグディチャ(Gudicha)寺院まで巨大な山車で
町中を練り歩くラタヤートラ(Rath Yatra)祭。
毎年6月-7月に行なわれています。

グジャラート州の400年の歴史を誇り
絶大な信者を集めるアーメダバードの
ジャガンナート寺院でも、
ジャガンナート神が眠りから目覚めました。

熱狂的な信者を毎年100万人単位で集める
プリの寺院周辺には、
厳戒な警備体制が敷かれています。

祭りの初日にあたる29日には、
既に70万人の信者がプリに集結、
普段静かな街はにわかに活気と混乱の中にあります。

巡礼者の中には一生に一度、この祭を一目見たいと、
遠方から馳せ参じている信者も大勢いるといいます。

RATH YATRA祭は9日間続き、最終日には
神像はもといた祠に帰る儀式バフダ・ジャトラ
(Bahuda Jatra)が行われることになっています。

クリシュナ神と同一視される
ジャガンナート神を祝うこの日は、
オリッサ州の聖地プリーにて豪華な山車が
街を練り歩くお祭りとして知られています。

悪行を働いていたカンサを打ち破ったクリシュナ神が、
兄のバララーム神と妹のスバドラー神と共に
山車に乗り帰還したことを祝福するこのお祭りには、
豪華絢爛な山車が欠かせません。

その山車を目にした者には功徳があると、
インドを含め世界中から人々が押し寄せます。

山車のお祭りとしても知られるように、
山車には非常に大切な意味があると考えられ、
カタ・ウパニシャッドにおいても
以下のように(ここでは馬車)述べられています。
「真我(アートマン)は車主であり、
肉体は馬車、理性が御者、
そして意志が手綱である。」
心と体を制御すること、
そしてその「結合」がここで説かれています。

ラタヤートラはその昔、
身分制度がもっと厳しかったころ
貧しい人たちは寺院に入ることが出来ず、
清潔な格好をしている人たちだけが入場できました。

神様を拝みたくても拝めない人たちのために
ラタヤートラは始まったといわれています。

皆に平等な神様が自ら外に出て
敬虔な信者たちに会いに行き
日ごろの行ない(神への奉仕)がいい人には
その分恩恵が返ってくるといわれます。

信者たちは神や先祖の恩恵で生きており、
生きていく為に神は全ての生き物に
平等に恩恵を与えてくれているとされ、
神や先祖に感謝の気持ちをあらわし、
至上主の神、クリシュナに捧げた食べ物の
お下がりをご先祖様に捧げて祈り、
自分達の先祖の霊がこの世に浮遊せず、
天国へ到達し、自分たちの魂も
よい方向へと導いてくれるとされます。


毎年時間をかけて新しい山車を作っては
お祭りの後で取り壊すという大変な作業。
それにしてもこのお祭りの熱狂ぶりは
目を見張るものがあります。

宿はほぼどこも満室ですので
随分と早い時期に手配開始が必要ですが、
来年の訪問先にいかがでしょう?
ちなみに来年は7/18~を予定しているようです。
# by shigetatravels | 2014-06-30 15:59 | 祝日・お祭り・イベント情報 | Trackback | Comments(0)
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