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印バラナシ観光地化へ1億8000万ルピーの予算獲得


みなさんこんにちは。

5/26に新大統領就任式があり、
ここ数日は大統領が今後
どのような方向性をもって
インドを牽引していくのか、
についての報道が多く目に入ります。

議会担当相は、
モディ政権の優先課題は
インフレ率の抑制であると述べ、
モディ新大統領は
就任式当日には早速、
パキスタン首相と会談。

領土紛争を抱える隣国との
関係改善を軸に
南アジア各国との協力を強化しています。
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印パの首脳が相手国の
首都を訪問することは珍しく、
パキスタン側は
モディ氏からの招待状を受領後、
丸3日間に渡って政府内で協議。

最終的には
「新たな印パ関係の構築に向けた
貴重な機会」として
訪印を決めたとのこと。

また、新政権ではピユシュ・ゴヤル氏を
エネルギー関連の3省庁(電力省、
石炭省、再生可能エネルギー省)
の大臣に任命。
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304817704579589350035943602

これまでしばしば
紛争に見舞われた分野を
1人の大臣が統括することで、
経済成長を促すために必要な
電力供給を拡充することへの
大きな期待があります。

インドで初めて3つの省の大臣を
同時に務めることになったゴヤル氏は
「発想は明確。われわれはもっと電力、
パワーを必要としている」とし、
「われわれの意図はシステム上の
ボトルネックを解消することにある」
と述べています。

ゴヤル氏はまた、
インドで電力が供給過剰となっている
数少ない州である西部の
グジャラート州の電力網を訪問、
研究する計画を明らかに。
同州は最近までモディ氏が率いていた州。

「ナレンドラ・モディは任期中に
州の首相としてグジャラートの
エネルギーセクターを消費者、生産者や
透明性などあらゆる側面から立て直した」
とゴヤル氏。

インドでは2012年までに全土で
規則的に電力を供給する計画がありましたが、
石炭不足や電力漏れ、補助など
構造的問題のため
全く不調に終わっています。

発電能力の拡充への第一歩は
石炭生産の復興で、
これは停電の削減につながり、
金融機関によるセクター融資を
奨励することになるとのこと。

電力省高官や電力会社は、
石炭不足は石炭省や
国営のコール・インディアの責任だ
としばしば主張し、

これに対して石炭省は、
自社の石炭鉱区の開発に失敗したのは
電力会社だと反論してきた経緯があります。

石炭省はまた、環境森林保護省による
炭鉱プロジェクトの承認が
遅れることにも言及していました。

一方、
再生可能エネルギー省の高官は、
石炭以外の選択肢に
十分な注意が払われていない
と述べています。

こうした対立する複数の省庁を
1人で指揮することは
有効な手だてであり
「インドのエネルギー分野の成長には
迅速な意思決定や統合的な手法が必要」とし、

「3省1大臣は意義あることで、
協調面で前進するだろう」
とみな期待しています。

インド国内だけでなく
世界が注目するこの新政府は、
みなさんのような旅行者からの
注目も浴びそうです。

新政府はヒンズー教徒の聖地である
バラナシのガートの整備と
桟橋の設営のために1億8000万RS
(約3億2000万円)の予算を投入
することを決定したとのこと。
http://indiatoday.intoday.in/story/18-crores-for-varanasi-ghat-narendra-modi-shripad-naik/1/364119.html

新たに観光文化大臣に就任した
シュリパッド・イェッソー・ナイーク大臣は、
「我々はバラナシを観光地として
開発することを望んでおり、
大統領とこの件に関して検討する」
と話しています。

ナイーク大臣によれば、
多くの努力は観光業開発に際しての
インフラ整備に向けられることになり、
内務省等の支援と協力も必要になるとのこと。

また大臣は過去の旅行者を含む
女性に対する暴力事件にも触れ、
この国の汚名返上のためには
安全な観光地であることを示すことが
もっとも重要であると述べています。

新政権によって皆さんがイメージする
あの、ヴァラナシのガンジス川一帯の
インドらしい風景が刷新される日も
近いかもしれません。
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by shigetatravels | 2014-05-30 14:24 | インドニュース関連

インドの国民車「アンバサダー」、生産停止

みなさんこんにちは。

皆さんはアンバサダーという車をご存知でしょうか?

インドの車と言えば「アンバサダー」
十数年前、シゲタトラベルを立ち上げた当初は
インドに走っている自家用車は、ほぼこの車一色でした。
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インドは、独立後長らく
国内産業保護を政策としていたため、
1991年に、通貨危機を契機として
インドの経済が自由化されるまでは、
外国産の製品はほとんどありませんでした。

そのため、インドの車は、
この「アンバサダー」の独占状態。
西ベンガル州を拠点とする
ヒンドゥスタン・モーターズという会社が製造。
タタと並ぶインドの大財閥のひとつ
ビルラ財閥のグループ会社です。

この「アンバサダー」。
その起源はもちろん、
インドではありません。英国です。

第二次大戦後、
イギリスのナッフィールド社は、
知的職業に携わる人向けの大衆車
「モーリス・オックスフォード」
の販売を開始しました。

この「モーリス・オックスフォード」は
一躍脚光を浴び、
当時の社長は英国の植民地であった
インドでの販売を模索します。

そして、1949年、ビルラ財閥の傘下
アンバサダー社との提携が実現し、
インドでの販売が開始されることになります。

これがインドの国産車
「アンバサダー」のはじまりです。

現在のモデルが登場したのは1959年。
当時はイギリスから輸入したパーツによって
制作されていたそうです。

その後、英国本土では、
モーリス・オックスフォードは消滅。

以降、
大きなモデルチェンジなしに生産されつづけ、
永くインドの政府要人にも愛用され、
また広くタクシーにも採用されて来たため
まさにインドを代表する車、
「生ける化石」のような車ともいわれました。

トヨタやスズキ等日本車が台頭するまでは、
インド国民の憧れであり、
また身近な実用車でもありました。
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長い間愛されてきたアンバサダーは、
現在も官僚や政治家、高級将校らの
運転手付き自動車として使われています。

青のアンバサダーは空軍、
黒は陸軍、白は海軍と政治家用。

ヒンドゥスタン・モーターズはこのたび、
半世紀以上にわたって
同国民に愛され続けてきた、
丸みを帯びたセダン「アンバサダー」の
生産を停止すると発表しました。
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304357604579589020077415290

アンバサダーは何十年にもわたって、
政府当局者が購入を認めてきた唯一の乗用車。
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しかし、インドの自動車業界が
より現代的なライバルに門戸を開く中で、
消費者の嗜好の変化を受けて、
生産停止を決めたとのこと。

西ベンガル州コルカタに本拠を置く
ヒンドゥスタン・モーターズは24日、
アンバサダーを製造してきた工場を
無期限閉鎖すると発表。

同社はその理由として、低い生産性、
「危機的な資金不足」、それに
中核製品である
アンバサダーの需要不足を挙げています。

この10年ほどの間、
経済規制が緩むにつれ、
ドイツのダイムラー、BMW、
ジャガー・ランド・ローバーといった
世界的企業はインドに工場を設け、
インドでの新乗用車販売数は
昨年は約250万台になったとか。

しかし、ヒンドゥスタンによると、
今年3月31日に終わった昨年度の
アンバサダー販売数はわずか2214台とのこと。

CKビルラ・グループ傘下の企業である
ヒンドゥスタンは当局への報告で、
生産停止は増大する債務を管理し、組織を再編し、
「工場再開に貢献できる状況をもたらす」
助けになるとしています。

アンバサダーの販売落ち込みは、
インド消費者の期待の
大きな変化を反映しています。

インドが英国から独立したあと、
アンバサダーは、
ほぼ閉鎖された経済の力を基盤に
独立独歩で歩むという
国民の熱望の象徴となりました。
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工場の閉鎖は、
インドがこうした過去から離れよう
とする中で発表されたといえます。

先の総選挙では
与党の国民会議派が敗れて
インド人民党(BJP)が大勝を収め、
同党のモディ氏が首相となり、
同氏は選挙戦で経済発展と
お役所仕事の排除を訴えました。

同氏は2008年、ナノを製造する
タタ・モーターズの工場を
自分のグジャラート州に誘致するなど、
産業面でさまざまな成功を収めています。
*ナノは初心者レベル向けの安価な車。

アンバサダーの生産停止は、
インドなど開発途上国での
国民の消費意欲の向上が大きく影響しているとか。

同車の戦車のようなタフさは
でこぼこ道路を走るのに適し、
何十年もの間インド全国のドライバーの心を虜にし、
また多くの大都市でタクシーとして使われています。

一部の消費者は、
アンバサダーは技術の進歩に
ついてこられなかったとも。

ニューデリーのあるタクシー運転手は、
14年前に購入した同車は最後になるとし、
最新型について「エアコンは良くないし、
ボディーの金属は質が悪く、
金属であるべきねじはプラスチックだし、
エンジンの力も弱い」と評しています。

彼はスズキ自動車との合弁会社
マルチ・スズキの車に乗り換える計画で、
「値段は安いし、スペア部品も簡単に手に入る」とも。

アンバサダーの販売は、
政府が2010年に17都市での
排ガス規制強化の影響で打撃を受けました。

ヒンドゥスタンは昨年、
厳しい排ガス規制に合致した
アンバサダーの新モデルを発売しましたが、
ライバル社と比べて値段が高すぎる
こともあって、販売は好転しなかった模様。

新型のアンバサダー価格は約50万RS~、
タクシーにも使われている
マルチ・スズキのワゴンRは約35万2000RS~。

ヒンドゥスタンは何年間も赤字を計上しており、
昨年10―12月の赤字は1億5500万RS。

スズキが1983年にインド政府との
合弁で市場に参入し、価格が安く、
燃費がいいマルチスズキの小型車は
着実に販売を伸ばし、現在では同社は
インド最大の自動車メーカーになりました。

以下、ゼネラル・モーターズ(GM)、
フォード・モーター、現代自動車などの
世界的なメーカーが続きます。

ヒンドゥスタンは昨年、
工場の資金困難を回避するために
投資家を探していることを明らかにしていました。

同社の全般的な乗用車販売もうまくいっておらず
昨年度の販売数は3755台で、
07年度の1万2329台から大きく減少。

昨年度の販売数には
アンバサダーと三菱自動車が含まれているとのこと。

インドからまた古き良き象徴が消えると思うと
少し寂しい気分になりますね。
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by shigetatravels | 2014-05-29 12:46 | インドニュース関連

スパイスジェット夏季増便&デリーメトロチャージ料金引き上げ他

みなさんこんにちは。

昨日は北インド鉄道の
夏季特別運行情報をご案内しましたが、
それに対抗したのか、
格安航空会社のスパイスジェットが
インド国内で人気の3都市、
スリナガル、ゴア、バグドグラへの
運行便の需要の高まりを受けて、
これらの増便を行うと発表しました。
http://response.jp/article/2014/05/28/224098.html
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デリー=スリナガル便は
6月3日より1日4便から5便へ、
デリー=ゴア便およびデリー=バグドグラ便は
1日3便に増便するとのこと。

バグドグラはダージリン等の
インド北東部避暑地へのアクセス拠点として
夏季には特に人気の都市です。

この増便は夏期限定のもので
6月30日まで適用され、
デリー=スリナガル便が5999ルピー、
デリー=ゴア便およびデリー=バグドグラ便は
それぞれ4999ルピー~で販売されるとのこと。

また、5/26に発足した新政権の
「モディノミクス」効果予測が発表されました。
http://response.jp/article/2014/05/28/224095.html

インド人民党(BJP)率いる政権の安定に伴い、
経済学者は2015年4月から2016年3月にかけての
会計年度における経済成長率が
6.5%から7%にのぼると見ているようです。

昨年9月以来、モディ氏が大統領候補として
有力であるという刷り込みを受けて、
海外投資家がインド株式市場に
1兆ルピーを超える投資を行っていましたが、
経済学者は2014年から2015年にかけての
会計年度における国内総生産(GDP)に関しての
予測を改正することには慎重でした。

2012年および2013年の会計年度における
GDP成長率は、高金利による投資の弱体化によって
5%台に下がっていましたが、
これら投資家の信頼を得て
インフラ計画を整備することが
早急な成長回復につながると考えられる
とメディアは伝えています。

また、政権発足と同時に、
モディ氏効果で鉄道関係の株が20%上昇したとも。
http://response.jp/article/2014/05/28/224109.html

ナレンドラ・モディ氏の当選によって
インフラ整備に再び乗り出すことへの
投資家らの期待を反映し、
19日には鉄道関係の株式が20%の上昇を見せたとか。

モディ氏はかねてから、
現代的な日本の鉄道システムのように
インドの鉄道網を改善すべきであると強調していました。

カリンディ・レイルの19.9%上昇を始めとして、
鉄道関係数社がいずれも20%近い上昇を見せています。

インド人民党(BJP)は
国内のインフラ整備と雇用拡大のため、
新幹線の招致、特急列車の交通網整備、
100の新たな現代都市の建設、
貨物輸送の促進と工業製品の流通整備を
マニフェストに掲げていました。

中でもムンバイ=アハメダーバード間
およびデリー=パトナー間の
鉄道網の整備が急務として
検討されているとメディアは伝えています。

そして、デリーメトロもルールを改正して
チャージ料金引き上げの動きがあります。
http://response.jp/article/2014/05/28/224100.html
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デリー・メトロ・レイル・コーポレーション(DMRC)が
5月21日より、スマートカードへの最低チャージ料金を
100ルピーに引き上げると発表。

メトロ利用者は主に通勤にカードを使用しており、
ラピッドメトロの開通や今後の路線の拡大に伴って、
距離に応じた最大運賃も上がることになります。

チャージ料金を引き上げることによって、
度々窓口に並ぶ必要がなくなると見込んでの
今回の改正となったようです。

最低チャージ料金は
従来の50ルピーから100ルピーへ引き上げられ、
その後は200ルピーから100ルピー単位で
追加チャージできるそうですが、
デポジットの50ルピーに関しては変更はないとのこと。

また、一日1万2千枚あまりの
スマートカードが返却されていて、
そのうち9%が当日中、
30%が当月中に返却されていることから
これらの再生費用が莫大なもの
となっていることを受けて、
カード返却手数料を従来の5ルピーから
20ルピーに引き上げることも
検討されているとのこと。

メトロ運行によって
移動が便利になったとはいえ、
20分のメトロ移動に
長蛇の列の待ち時間を入れて
結局1時間以上かかったりと
思い通りに移動できない。。。

というストレスも、
これで多少は解決に向かうかもしれないですね。
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by shigetatravels | 2014-05-28 11:40 | 航空/空港関連情報

インドの夏休み対応列車情報他

みなさんこんにちは。

今日も昼には42度を予定しているデリーですが、
北インド鉄道会社はこのほど、
夏休み(インドでは4-6月が猛暑シーズン)の
列車増発や車両追加等対応を始めると発表しました。
http://timesofindia.indiatimes.com/city/delhi/38-new-trains-extra-trips-to-cope-with-summer-rush/articleshow/35611624.cms

人口増加、経済発展、生活向上に伴い
鉄道を利用して国内移動をするインド人が増加。

2013年の1-3月度では
毎日42万2千人の予約受付だったのが、
今年の同時期には1日あたり
46万7千人に増加しています。

ホーリー祭のあった3月の1ヶ月間のみに限定すると、
毎日49万5千人が予約をしていたとのこと。

ニューデリーにあるANAND VIHAR駅では、
3月は毎日29万2千人、
4月は毎日31万1千人の予約手配をしたとか。

北インドは6月中旬以降の雨季に入る前が
年間で1番暑い時期となり、
この時期に夏休みをとる人が増えます。

また、雨季に入った後でも蒸し暑く、
避暑のために北へと逃げるインド人は後を絶ちません。
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多くの鉄道チケットの予約開始時期は
出発60日前~なので、今現在既に、
7月下旬の列車までがほぼ満席状態・・・。

そんな中、インド人の夏休みに合わせ
北インド鉄道会社が増便、増車両、
スタッフ増員等で対応しようという動きは大歓迎です。

北インド鉄道会社広報によると、
NEW DELHI + ANAND VIHAR駅で
35人の案内係を増員、デリー市内主要駅では
あわせて200人の鉄道要員を投入し、
各駅で予約専用窓口を増設するとのこと。

夏休み期間の予約は既にどれも満席。

出発前日から予約が可能になる特別枠
(TATKAL QUOTA)チケットの販売についても、
予約開始15分間はこれら駅窓口での直接購入を優先し、
その後のネット予約を予定しているというのが要注意。

弊社でも直前予約等の場合には、
特別枠チケット手配の取扱いをしていますが、
殆どのケースで予約開始早々10-15分で売り切れてしまい、
短距離区間等でない限り
座席確保は非常に厳しいのが現実です。

そんな中、
最初の15分は窓口予約を優先する・・・となると、

旅行会社を通じての特別枠チケット確保は
更に厳しくなるということが
お分かりいただけると思います。

詳細情報は出ていませんが、
兎に角座席数を増やして
より多くの旅客が予約可能になる
というニュースは嬉しいですね。

インドで鉄道旅行を予定している方は
インドの夏休み、連休時期から起算して
1.5ヶ月前にはどの区間も
殆ど満席になってしまいますので、
早め早めの手配開始をお奨めします。

また、デリー周辺在住の方で
既に鉄道チケット満席、航空券高騰等で、
デリーから避暑に出かける気力?体力?
チャンス?を失っている方にお出かけ情報です。
http://www.livemint.com/Leisure/ZlFOM7KxThWcKNAHYzPcxH/National-Museum-When-it-all-began.html
設立から70年を迎えようとしている
インド国立博物館がこのほど、
1949年の設立~の歴史をまとめた
特設展を行なっています。
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国立博物館1階の
[DOWN MEMORY LANE]特設展。

6/12まで月曜日を除く
毎日10AM-17PMの開館ですので、
興味のある方は是非足をのばしてみてください。
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by shigetatravels | 2014-05-27 13:22 | 鉄道情報

ムンバイでピザの空送デリバリー?!

みなさんこんにちは。

デリーの最高気温は
今週とうとう45度を超えそうです。

こんな暑さと急な停電等で
ネットアクセス障害が多く
なかなか作業がはかどりません。
暑くてたまらないこんな日は
ピザとビールが似合います。

日本ではピザの宅配は当たり前ですが、
インドのピザの宅配メニューでは、
数年後には、ペパロニ、チキン・ティッカ、
ベジタリアンといったトッピングに加え、
「空送」をオーダーすることができるかも?
というニュース。
http://ibnlive.in.com/news/things-that-will-happen-if-pizzas-are-delivered-by-drones-in-india/473537-79.html
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「無人機」「無線飛行機」というと
どうしても暗いイメージがありますが、

西部マハラシュトラ州ムンバイのピザ店がこのほど、
無線飛行機による宅配実験に成功しました。
数年内での実用化を目指すとしているそうです。

実験したのはムンバイ南部にあるピザチェーン
「フランチェスコズ・ピッツェリア」で、
店から1.5KM離れた地点まで配達したとのこと。

ムンバイは交通渋滞がひどく、宅配サービスを手掛
ける業者にとって効率的な配送の障害になっています。

ピザの配達専用に改造した、
4つの回転翼を持つ無人機の導入費は
1機 2,000USD(約20万2,000円)程度。

インターネット小売大手アマゾン・ドットコムが
商品配達に無人機を使うという計画にヒントを得て、
悪名高い同市の渋滞を避けるために
無人機によるピザ宅配を試すことにしたとのこと。

実用化に向けては、法規制が最大のネック。
インドでは安全上の理由から、
地上400フィート(約122メートル)
以上の飛行は禁止されています。

また、配送距離が8キロを越えると
バッテリーが持たないため、
充電ポイントが必要となるなど、
インフラの整備も必要とか。

アメリカでは無線飛行機の
利用に関する規制が来年にも
緩和されると見られていて、
これにインド政府も追随する
可能性があるとされ、無人機宅配の
商用化への追い風になるとの見方も。



無人機の試験導入で、
二輪車による通常の配達よりも安く
早いサービスにつながるとピザ店社長談。

ムンバイ警察は、フランチェスコズ・ピッツェリアが
無人機宅配の試験飛行を届け出なかったこと
について説明を求めているそうです。

「通常、どんなものを飛行させるにも
許可を得ることが必要だ。
われわれは遠隔操作で
上空を飛行するものに対して、極めて慎重だ」
とムンバイ警察は警告しているとのこと。

インドのピザ宅配で無人機が使用されたのは
今回が初めてとみられますが、
イギリスでは昨年ドミノ・ピザ(Domino's Pizza)
が無人機によるテスト配送とみられる
「ドミノのドミコプター(Domino's DomiCopter)」
と題したビデオをユーチューブで公開しているとのこと。

でも・・・ 
配達途中でカラスやサル等の
野生動物に横取りされたり・・・
と心配してしまうのは
ここがデリーのパハルガンジ地区だからでしょうか?(笑
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by shigetatravels | 2014-05-26 13:21 | インドあれこれ

WALL ART PROJECT

みなさんこんにちは。

インドでは日本から多くのボランティアや
NGO/NPO団体が活躍してくださっています。

弊社としてもこういった団体に
感謝の意も込めて協力しています。

毎年この時期~日本及びインド各地で
活動報告会が行なわれるWALL ART PROJECT。
今回はその活動について紹介したいと思います。

http://irorio.jp/office_motoori/20140521/136882/
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000006236.html

ウォールアートフェスティバルは、
東京のNPO法人が
5年前からインドの農村で開催する芸術祭。

インドの学校校舎の壁をキャンバスに
日本とインドのアーティストが
10日間から20日間滞在し、
現地の子供たちと交流を通じて
アートを作り上げる芸術祭です。
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学校で教育を受ける機会が
十分に得られない子どもたちや、
貧困など様々な状況下で
教育を受けさせることに積極的ではない
保護者達が多く存在するインド農村部で
アートを通じて少しでも学校に興味を持ち、
学び始めるきっかけ作りとなって欲しい
という願いのもと開催されています。

インド農村部では、
子供の教育機会の確保が大きな課題。
子供も労働力とみなされるため、
農作業を手伝ったり、
親の出稼ぎに伴って故郷を離れる
といったケースが少なくありません。

インド政府は
継続して教育を受けられるよう、
寄宿舎付きの学校建設を進めていますが、
その数も十分でない現状の中、
子供たちがアートに接する機会は限られています。

第5回となった今年は2月中の3日間、
マハラーシュトラ州の学校
「アーシュラムスクール・ガンジャード」にて開催し、
約4,300名の来場者を集め
大盛況にて成功を収めたそうです。

そしてもうひとつ。
EARTH ART PROJECTは、
WALL ART FESTIVALFでの5年間で
培ってきたノウハウを活用し新たに始動した、
ラダック地方の広大な大地を
アートのキャンバスとしたプロジェクト。

WALL ART PROJECTが、標高5000mにある
「ノマディック・レジデンシャルスクール」
という学校を訪問。

子どもの就学率は25%程しかなく、
決して十分な教育環境とはいえない中で、

「教育を受けた遊牧民になりたい。
そして自分たちの生活を向上させ、
文化を守っていきたい」
という子どもたちの声、

「グローバル化による外部からの圧力、
自然環境の変化など、
先祖代々培ってきた経験則では
対処できない様々な問題を
解決するために教育が大切だ」
という学校の教師の思いを聞き、
実施に至ったそうです。

遊牧民とその子どもたち、
教師たちとの協働により、
その土地にあるものを
アーティストたちが引き出し、
壁画、彫刻、映像などで表現、
外へ向けて発信するとのこと。
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昨年からWAFに参加し、
巨大な壁画を描き続けている
美術家の大小島真木(おおこじままき)さんは、
「WAFは言葉を介さないコミュニケーションを
インドで実践し、そこを大事にして続けている
アートプロジェクトです。
今回EAPでも言語を越えた
コミュニケーションを取りながら、
想像力を使って世界の見え方そのものを
変えていくような絵を描いてきたいです。」
と意気込みを語りました。

また、映像作家の奥間勝也(おくまかつや)さんは、
「標高5000mの地で短期間の映像制作は
とてもハードだけど、エネルギーが
いっぱい貯まっている現地の子ども達とぶつかり合い、
どのような作品が生まれるかが楽しみです。」
とEAPに期待を寄せました。

EAPでは遊牧民たちが置かれている
現状を伝えると同時に、
遊牧民の人々が自分たちの生活や文化と
教育に再び目を向ける
きっかけ作りを目指しています。

教育環境が十分でない、現地の子供たちの
学習意欲向上に貢献している両プロジェクト。

毎年5月以降に日本各地、インド各地で
報告会が開催されています。
5/1には日本のTV番組でも
その活動の一部が紹介されました。

EARTH ART PROJECT in LADAKH 2014
のボランティアも募集中だそうです。
興味をもたれた方は以下をご参照ください。
http://wafes.net/index2.html


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by shigetatravels | 2014-05-23 15:34 | インドあれこれ

2014インド総選挙:政権交代各種報道内容‏

みなさんこんにちは。
最近はネット接続情況がよくなく、
お問い合わせ等への回答に
時間がかかっており申しわけありません。

さて、世界最大規模のインド総選挙がおわり、
ナレンドラ・モディ氏率いる中道右派政党インド人民党(BJP)が
10年ぶりに政権に返り咲いたことでインドは期待感に溢れています。
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開票当日は休日となり、街中あちこちでの花火や爆竹の音で
ツアーデスクでの電話も聞こえにくく仕事になりませんでしたが、
インド人は皆期待感に溢れて活気が出ている感じがします。
今日は選挙結果を受けて各国が注目し、報道した内容を
かいつまんでご紹介したいと思います。
http://toyokeizai.net/articles/-/38042
http://blogos.com/article/86683/
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20140519-OYT1T50001.html

高成長率は急減速し、最近では4%台に低迷。
閣僚が辞任に追い込まれるなど相次ぐ汚職の発覚、
深刻なインフレや、激しい経済格差に不満を持つ
有権者が変化を求めた結果といえます。

モディ氏は、インフラ開発に巨額の予算を投じる
大胆な経済成長戦略を公約に掲げました。

西部グジャラート州の首相として、規制緩和や
インフラ整備によって、外国企業を誘致し
州経済の立て直しに成功した実績があります。

グジャラート州は工業の盛んな地域で、
日本企業の進出意欲が強く「マルチ・スズキ」を中心とする
日系企業用の工業団地も整備されています。

日本とインドは、毎年、首脳の相互訪問を実施し、
政治、経済両面で関係を緊密化しています。

今年1月の安倍首相の訪印では、海上自衛隊と
インド海軍の共同訓練継続など、
安全保障協力で合意し、日本から原子力発電技術の
輸出を可能にする原子力協定も交渉中です。

モディ氏の注目点はそれ以外に、「生まれの貧しさ」と
「貧しくても学び、苦労して働いてきた」という生き様です。

駅でチャイを売って生計を立てていた父親には
6人の子供がおり、モディ氏は3番目の子どもして生まれ、
兄と一緒に屋台でチャイの売り子として働いていました。
つまり、インドのどこにでもいるような人だったわけです。

貧しいからといって「社会主義」に向かうのではなく、
「自由主義経済」を支持し、地元グジャラート州の首相として
10年以上にわたり同州に経済成長をもたらしました。

さらにクリーンなイメージがあり、落ち着いていて雄弁、
シニカルなジョークを飛ばす頭のよさもあります。
2年ほど前からモディ待望論が起こり、
気がつけば人気が全国区になり、今回の結果となりました。
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そもそも都市部でビジネスをする人は、
BJPあるいは地域政党を支持することが多く
BJPは、都市部の中間層にもともと支持されてきました。

問題は低所得層、貧困層からどう票を獲得するかです。
貧困層に難しい経済政策を話してもわかりません。
そこに、モディのカーストが影響したといわれます。
同氏は「ガンチー」と呼ばれるインド北西部中心の
「油を精製して売るカースト」さらにサブ・カーストの
「モド・ガンチー」に属します。このサブ・カーストは、
「OBC(Other Backward Classes:後進諸階級)」と呼ばれ、
国が社会的弱者として指定した低カーストに属しています。

つまり、「貧困を知っているOBC出身のモディをリーダーに」
とBJP陣営は積極的に利用しました。
モディ自身は「選挙戦でカーストを前面に押し出さないように」
と指示していたようですが、間違いなく追い風になりました。

「ヒンドゥー社会で身分の低いモディが、地道に努力を重ねて、
愛国を唱え、経済においては新自由主義を唱える」
というストーリーは人々を魅了し、説得力があります。
「(前政権の)金持ちの左派」対「貧乏な右派」
という構図を作り出すことに成功し、
通常は左派に票が行きやすい貧困層の大票田が動いたとのこと。

前政権のように財政赤字にもかかわらずバラマキを訴えることよりも、
自らの出自が武器になったということです。
ただ、OBCであるという主張に対して「モディは偽のOBCだ」
「低カーストのフリをして有権者をだましている」
と国民会議派は指摘してきました。

実は、同氏の本当のカーストが何か、
OBCなのかどうか、現在もわかりません。
本人はこれまで自身のカーストに言及しておらず、
細かいカーストは謎です。

カーストが投票行動に影響するというのが、
インド的なところですが、どちらにしても、
低いカーストであり貧しい家で苦労し、
実直に地方政治を行ってきたという事実には変わりありません。

これに対して、前政権の国民会議派には
まともな首相候補がいませんでした。
ラフル・ガンディーという初代首相ネルーの血筋である
ガンディー家の4代目が一応の候補となりますが、
つねにモジモジしていて主体性がなく、実績も少なく、
国民からは「頼りなく政治家には向いていない」と思われていました。
つまり「選挙の顔」がモディしかありませんでした。

そして現在、「モディノミクス」という
モディの経済政策に注目が集まっています。
同氏は英国のサッチャー元首相や
米国のレーガン元大統領の経済政策に影響を受けています。
「最大のガバナンスを最小の政府で」
という言葉を繰り返し言ってきました。

最も期待できるのが、政府のスリム化による財政赤字の削減。
さらに具体的に言えば国営企業の民営化、効率化です。
これまで国営企業は非効率で赤字を垂れ流してきました。
大規模な雇用を生んでいる半面、結局、赤字を税金で補てんし、
通貨安によってインフレという代償を払ってきたのは国民です。

これに対して、モディが率いるグジャラート州は
「グジャラート州石油開発公社」を筆頭に、石油、化学、
肥料、鉱業などで、優良な州営企業がいくつもあり、
黒字で運営しています。

「国営企業改革を中心とした財政赤字削減」は、
同氏だからこそ期待できるテーマです。
面白いのが、モディの勝利を先読みするかのように、
選挙期間中に中央銀行が「国営銀行の民営化推進をすべき」
との勧告を出してきたことです。

外資全体は「労働法の改正」に着目しています。
ゴールドマン・サックスが3月に出したリポートによれば、
「(時代遅れの)労働法を徹底的に改正すれば、
10年間で雇用が1億1000万人増え、
GDP成長率を平均1.2%押し上げる」となっています。

今の法律は労働者を守るように見えて、結局は
雇用の硬直化を招いて経営リスクに大きな影響を与えています。
労働法を刷新できれば、外国企業もインドビジネスがしやすくなります。

ただ、当然のことながら全国規模の労働組合の激しい抵抗が予想され、
強い安定政権が、これらとどう対峙し、難しい舵取りを行うかに注目です。

経済面で最も注目されているのは
小売業の外資開放政策をどうするかというリスクです。

BJPはこれまで最大野党として小売りの外資開放に反対してきました。
モディ氏はグジャラート州では外資誘致に積極的だったにもかかわらず
小売業の外資開放については断固反対だったわけです。
これに対して懸念の声もありますが、
同氏は「政府には連続性が重要だ」ということを選挙期間中に言っており、
「政権を握った後に、すでに決まっている
小売の外資開放を撤回するようなことはしない」
というサインだとみられています。

中道右派政権が右に寄りすぎると、よくありません。
今回の選挙で、民族奉仕団(RSS)という
BJP支持母体のヒンドゥー右派に勢いがついていますが、
元気になりすぎて、ナショナリズムが強くなると、
それがまた何かの紛争の火種になる可能性があります。

モディ氏は人気もありますが、敵もそれなりに多いです。
機に乗じて反対派、あるいはテロリストが出てくるかもしれません。
そういう意味で、「宗教に端を発した暴動」
「(国家間、あるいは特定組織による)テロ」などが増加するおそれはあります。
長年の因縁がありますので、隣国パキスタンとの関係、
国内のムスリムとの関係がいちばん懸念されています。

モディ新首相は、2002年のグジャラート暴動の際、
1000人を超えるイスラム教徒虐殺を看過した(ここは色々な説があります)
ことで欧米からはかなり冷たく見られています。

当時、アメリカへの外交査証が拒否され、
元々所持していた観光査証も取り消されたそうです。
アメリカと再度接点が出来たのは、
(どうも選挙に勝ちそうなことが明らかになってきた)比較的最近です。
しかも、パウエル駐インド・アメリカ大使は今月職を辞しますが、
モディ新首相を嫌ってではないかとBBCで報じられていました。

欧米との間ではグジャラート暴動に端を発した
イスラム教徒人権問題が解決していません。
モディ新首相に祝意を伝えるのすら、各国あれこれ悩んでいるようでした。
そういう中、日本が上手く入り込んでいるなという感じです。
日本は2012年にもグジャラート州首相として、モディ氏を招待しています
(2007年の第一次安倍内閣時代も訪日して、安倍総理と会っているようです。)

5月10日付けヒンドゥスタンタイムズ紙に日本との関係について
「モディに対する世界の見方」という記事があるので一部を紹介します。

「真にモディを応援してきたのは、東アジアの国々である。
西側諸国の(人権問題)による(入国ビザ発給拒否や面談等の)
ボイコットによって、モディの海外訪問先は、東南アジア、
日本、中国に偏っており、これらの国々にグジャラート州への
投資を積極的に呼びかけてきた。この熱意によって、
これらの国々は同州とのビジネスを望み、それがモディの実績となった。
これらの最も上位にあるのが経済における
野心的な計画と戦略的関係を持つ日本である。」

これはモディと日本の関係を端的に示しています。
モディの台頭には日本が大きくかかわってきました。
欧米から見放されていた時代から安倍首相と個人的に仲がいいですから、
経済、安全保障、外交面では似た者同士の相思相愛ぶりです。

経済面で成果がすぐに出るわけではありませんが、
連立政権で混乱しがちなインドに、
強い政権が誕生したという事実は、
インドに進出する日系企業にとって、
大きな朗報であることは間違いありません。
アベノミクスで回復した日本企業は
モディノミクスで盛り上がるインドに進出、
投資をするべき時が来たかもしれません。
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by shigetatravels | 2014-05-21 13:19 | インドニュース関連

空港税情報&本日総選挙開票‏

みなさんこんにちは。
4月から延期となってきた
デリー空港および
ムンバイ空港の空港使用税は、
10月末まで現状価格の適用になると
公式に発表されました。
http://response.jp/article/2014/05/13/223077.html

インド空港経済管理局(AERA)が10月末までに、
2014年から2019年まで適用される
空港使用税の最終決定を下せば、
そちらが採用されることになるとのこと。

デリー国際空港(IGI)で徴収される
空港開発税(UDF)は、
国際線出発1131ルピー、到着933ルピー。
国内線出発490ルピー、
到着415ルピーとなっています。

一方ムンバイ国際空港では、
国際線出発548ルピー、国内線出発274ルピーで、
到着に関しては徴収していません。

また着陸に際してデリーでは
国際線の大型機に5万9千ルピー以上、
国内線大型機には3万ルピーの税金を課しており、

ムンバイではこれが国際線6万ルピー、
国内線2万9千ルピーとなっています。

そして、
5週間続いた世界最大のインド総選挙も
すべての投票日が終了し、
本日夜の開票を待つのみとなりました。

聖地バラナシにおける選挙活動に伴う
航空機利用の増加で、バラナシ空港の収益が
ここ数週間で倍増したそうです。
http://response.jp/article/2014/05/15/223219.html

政府の高官らが従者達を連れて
チャーター便を利用したため、
通常1日15便-20便を運行していた同空港では、
この2か月間はそれに加えて一日30便を運行していたとか。

重さ42トン以上の航空機
およびヘリコプターの着陸に対して
課せられる料金は500ルピー余りですが、
空港使用料は1機あたり一日3,000ルピーとなっており、
選挙期間中は同空港を使用する航空機が激増する上、
停泊期間が長くなることが増益につながった模様。

選挙期間中の航空便の増加は目覚ましく、
ラクナウのAmausi空港は
100%近くの増加に伴い空港内の駐機場に
停泊するスペースが足りなくなる
という事態を招いたとか。

以下は、今回のインドの総選挙の概要です。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0O203G20140516
◎投票は北東部のアッサム州などで4月7日から始まり、
5月12日まで行われた。5月16日に全国で一斉に開票、
同日大勢が判明する見通し。

◎有権者数は約8億1450万人。
2009年の総選挙時から1億人の増加。
これは過去5年でインドの人口が
フィリピンの総人口以上に増えたことになる。

◎18─19歳の有権者は2300万人以上で、
全体の2.88%を占める。
2009年の0.75%から増加した。

◎全国に9万3000の投票所を設置し、警察官を配備。
投票所の数は2009年から12%増えた。
今回初めて電子投票機を導入。

◎大統領が指名する2議席を除く
543議席が小選挙区制で争われる。
従って過半数を制し政権をとるには、
272議席の確保が必要。

◎主な全国政党である与党・国民会議派と
野党BJPにとって、単独過半数獲得は年々難しくなっている。
乱立する地域政党に票が分散されるためである。
地域政党の一部は連携し「第3の勢力」を形成している。

◎インド経済の先行きにとって選挙の重要性は大きい。
インドの成長率は5%を割り込んでおり、
1980年代以来で最長の景気減速局面に直面している。

インドでは毎年1000万人の若者が労働市場に参入する。
若年層の雇用創出のため、政府は8%の成長を目標としている。

◎約5億3700万人が投票。投票率は66%と過去最高だった。

◎開票作業は厳重に警備された全国989カ所のセンターで行う。

約5週間をかけて投票が行われた
世界最大規模のインド総選挙(下院選、定数545)は
本日16日、全国一斉に開票されます。

各種出口調査によると、
ナレンドラ・モディ氏率いる
最大野党・インド人民党(BJP)を中心とする
国民民主同盟(NDA)が、
272議席を上回り過半数を制する見通し。

ということで、
この週末は世界がインドの総選挙結果に
注目することになりそうです。
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by shigetatravels | 2014-05-16 13:27 | インドニュース関連

インド初電動アシスト自転車が話題に

みなさんこんにちは。

皆さんは電動アシスト自転車を使ったことはありますか?

インドでは自転車は
貧乏人が乗るというイメージなので、
オートバイの人気が高いのですが、

昨年、デザインコンテストで
インド人が設計した
電動アシスト自転車が注目を浴びました。
http://www.tuvie.com/nisttarkya-electric-concept-bike-by-santosh/
一度乗ったら、
もう「電動なし」には戻れなく
なってしまうほど快適な電動アシスト自転車。

電池の許す限り、
どんな長距離でも、急な坂道でも、
電動アシスト自転車ならば
快適に移動できますよね。

電動アシスト自転車の需要がある国は、
日本、ドイツ、オランダだそうです。

中国の場合は、「電動アシスト」ではなく、
そのまま「電動自転車」です。

そんななか、
インド初の電動自転車が
「いろいろな意味で独創的すぎてヤバイ」
と静かな話題になっているのです。

自転車の名前は
「ニスタルキヤ(Nisttarkya)」。
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モーターのパワーは350ワット。
36ボルトのバッテリーで動作するとのこと。

オレンジ色のフレームと、
極太タイヤがカッコイイ……のですが、
総重量は40KGと重量級。

衝撃的すぎて話題になったのは乗車姿勢。

なんというか、
説明が難しいのですが、
車体に覆いかぶさるように運転するそうです。

かなり “本気” のライディングポジション。
表情も本気(マジ)だ! とネットで話題に。
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ハンドルは前タイヤの両脇についており、
ヘッドライトは
「頭に巻きつけるタイプ」を使用。

なお、こちらのニスタルキヤは、
まだコンセプトモデルの段階だそう。

インド初の電動自転車として
製品化されることを期待したいところ。

インドのデコボコ道をこれで走ったら……
想像するだけで
いろいろ心配ではありますが、

今後の進化に期待しておきましょう。
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by shigetatravels | 2014-05-15 10:47 | インドあれこれ

新種の“踊るカエル”14種、インドで発見

みなさんこんにちは。

インドではいま、
ちょっと変わった「脚技」を持つ
新種のカエル発見のニュースが話題になっています。
http://www.bnd.com/2014/05/08/3198184/new-frog-species-found-in-troubled.html

インド西部のジャングルで
14種類の小さな“踊るカエル”が新たに発見され、
その数は現存種のおよそ2倍の24種になったとのこと。

体長13~35ミリほどのその小型両生類は、
10年間におよぶ長い研究の末、
インド西岸沿いを南北1600キロに渡って縦断する
西ガーツ山脈で生息するものと結論付けられました。

今回の研究は、
インドにおけるカエル発見の第一人者で、
デリー大学の両生類生物学者サティアバマ・ダス・ビジュ
(Sathyabhama Das Biju)氏が指揮。

同氏による数多くの発見には、
希少なインドハナガエルが含まれます。

身体的特徴と分子DNAマーカーの
両方を使用して識別された新種のカエルは、
ビジュ氏と彼のチームによって科学誌
「Ceylon Journal of Science (Biological Sciences)」
の最新版に発表されました。

彼らの発見により、新種のカエルは
恐竜の時代から跳びはねていた
ミクリサルス(Micrixalus)と呼ばれる
古代種に属することが明らかになったとのこと。

小滝から水しぶきが飛び散る流れの速い渓流と併せ、
最小でもハチの大きさに満たない
踊るカエルの小さな体とその完璧なカモフラージュのために、
彼らの発見は非常に困難だとビジュ氏は語ります。

ですが、モンスーンが過ぎると
熱帯雨林の小川は繁殖に理想的な水位となり、
「彼らを見つけるのが比較的たやすくなる」とのこと。

一番目立ったのはオスのカエルで、
少なくとも14種中9種が
“フット・フラッギング(foot-flagging)”
と呼ばれる奇妙な誇示行動を使ってメスに自らをアピール。

片脚ずつ交互に脚を高く蹴上げる
ちょっと変わった動きをするこのカエル。

通称「ダンシング・フロッグ」、踊るカエルです。

この奇妙な「ダンス」を披露するのはオスだけ。

水かきの付いた足指を完全に広げて振るもので、
宙に上がった足は、
時折ライバルのオスを押しのけるのに役立つとか。
目的はメスヘの求愛活動です。

「オス100匹に対し、メスは1匹。
だからオスたちは『僕が一番だよ』と求愛する」のだとか。
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オーストリア、ウィーン大学動物学研究所の
ウォルター・へドル(Walter Hodl)氏によると、
“フット・フラッギング”は、
オーストラリアからブラジルに至る
世界中の他種のカエルでも数多く記録されているそうです。

オスによる視覚的誇示行動は、
交尾相手を呼ぶ声が渓流の雑音によって
かき消されるためだろうと、へドル氏は述べています。

またメスの巣を掘る行動については、
「小川で繁殖するカエルにとって、
卵をどこかに隠さなければならない必要性」
によるものだろうと同氏は付け加えています。

この新発見により、西ガーツ山脈は
カエルやその他両生類の世界的な
生物多様ホットスポットとして注目されています。

一方、ビジュ氏は農業やその他人間活動によって
引き起こされる生息地喪失の影響について懸念しています。

「踊るカエルの過去12年に渡る野外研究で、
かつて多くのカエルが生息していた地域で
個体数が減少していることに気が付いた」と同氏。

「多くの種が宿る生息地は
劇的に減少するか変化を遂げている」とのこと。

新種のいくつかは1カ所でしか記録されておらず、
踊るカエルの約30%は
政府によって保護されていない地域に生息。

彼らは絶滅の危機に瀕していて、
研究チームは保護する必要性を訴えています。


※インドハナガエル
2003年に正式に発見されたばかりの
地中からメスを誘う紫色をしたカエル。
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インドの西ガーツ山脈に生息し、
絶滅危惧種に指定されている。

ぼってりした紫色の体に、豚のように突き出た鼻。
異様な風貌は、地下の巣穴での生活に適応したもの。

インドハナガエルは1年のほとんどを地中で過ごす。
短くがっしりした脚を鋤のように使って、
地下3.7メートルにも達する穴を掘る。

雨季にわずかな間だけ地上に出て交尾をする。
その際、オスは鳴き声を発し、メスに求愛する。

カエルの仲間ではよく見られる行動だが、
インドハナガエルは独自の求愛行動をすることが分かった。

インドハナガエルの求愛行動について詳しく分析する
初めての調査が行われた結果、このカエルが、
柔らかな土で覆われた狭い巣穴の出口付近の
薄い土の層の下でメスを呼ぶことが明らかになった。

インドのデリー大学とミネソタ州ミネアポリスにある
ミネソタ大学の研究者達は、オスの求愛行動が
最も活発になる豪雨の後に鳴き声を録音。

インドハナガエルのオスは、筋肉を収縮させ、
鳴嚢(めいのう)を膨らませたり収縮させたりすることで、
短い鳴き声をひっきりなしに繰り返す。
これが今回明らかになった唯一の鳴き声。

このような動きにより、
覆いかぶさった薄い土の層が振動することから、
研究者達はカエルの居場所を正確に特定できたとのこと。

しかし、それからが大変。

オスの求愛の歌を録音し終えると、
研究者達は大急ぎで土を掘り、カエルを捕獲。
インドハナガエルはなかなか抜け目がなく、
急いで掘らなければ、
たちまち地下深くもぐってしまうからだとか。

捕獲したカエルは1匹ずつ記録を取った後、
もといた柔らかな土の中に戻してやったという。
研究結果は「PLOS ONE」誌オンライン版に2月7日付けで掲載された。
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by shigetatravels | 2014-05-14 13:41 | インドニュース関連