インドのアルコール事情‏

みなさんこんにちは。

毎日こんなに暑い日が続くと
ビールが飲みたくなります。
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インドのビール市場は年間20億米ドル規模。
ストロングビールのシェアは85%と高く、
メーカー別のシェアは地場の
ユナイテッド・ブリュワリーズ(UB)が50%で首位。
2位は英SABミラーで26%、
カールスバーグは7%で3位につけています。

インドは都市や州によって禁酒としていたり、
ドライデーがあったりするので注意が必要です。

今年3月の年度末における
酒類の販売売上成長率は2%にとどまったのですが
高級酒類の売上はこの潮流に反して成長しています。

通常、インド国内では選挙戦の前に
酒類の売り上げが上昇する傾向にあるのですが
今回の選挙時期に関しては、
一般酒類の売上は低いままでした。

一方で、一般酒類と高級酒類の
価格差が小さくなっていることが
かえって高級酒類への志向を高め、
結果的には15%以上の伸び率を見せているとか。

インドは中国とロシアに続き
酒類販売の規模においては世界第3位で、
今なお成長している市場。

なかでも世界的な酒造メーカー
Diageoのスコッチウィスキーが
インド市場での売上を伸ばしています。

同社の代表的なスコッチ、ジョニーウォーカーは
「Keep Walking」のキャッチコピーで知られていますが、
インド国内メーカーのスコッチ売上高成長率が
1ケタ台に落ち込んでいるのに対し、
2ケタ台の伸び率を見せています。

2013年のスコッチ売上高は
前年比9%にあたる280万ケース増加、
ジョニーウォーカー・ブラックラベルのみでは
同じ期間で25%の増加をしており、
高級スコッチの分野で突出しています。

一方ライバル社のPernod Ricardが販売している
シーバスリーガル12年は12%の伸び率とのこと。

Diageoの好調はインド最大の蒸留酒製造メーカー、
United Spirits(USL)の株式28.78%
を獲得したことが大きいとのこと。

ウイスキーの代表的産地といえば
スコットランド、アイルランド、米国、カナダ、日本などで、
インドという国から「ウイスキー」を
連想する人は少ないと思います。

インド産ウイスキーの名前は
『アムルット フュージョン』。
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やわらかなスモークに
とろりとしたフルーツの甘み、
厚みにスパイシーさが添えられ、
インドを体感できるようだといわれます。

アムルット蒸留所は、
インド南部バンガロールにある
インドを代表するウイスキーメーカー。

1948年、インドが英国から独立した年に、
同社もアルコール市場に参入したとのこと。

小さな蒸留所として始まったアルムットは、
今ではさまざまなコンクールでの入賞や
世界的なプロモーションによって、
インドを代表するシングルモルトとして知られます。

インドは公共の場での飲酒やアルコール広告は
禁止されており、販売も場所により禁止、
もしくは限定されています。

ところがインドはそのような規制とは裏腹に、
世界を代表する蒸留酒大国の1つなのです。

調査会社IPSOSが昨年3月に出したレポートでは、
インドにおけるウイスキー、ジン、
ラムなどの蒸留酒の輸入は、
毎年25%の伸びを示しているとのこと。

国内で消費されるアルコールの88%は蒸留酒で、
ビール(10%)、ワイン(2%)と比べても圧倒的。

そして輸入蒸留酒の中でも、
ウイスキーがもっとも飲まれています。

アムルット以外にも、
特にウイスキー「マクダウェルズ」、
ビール「キングフィッシャー」等のブランドを抱える
インドの酒造メーカー、
ユナイテッド・ブリューワリーズ・グループは、
2011年に世界第2の蒸留酒メーカーになっており、
同社売上げの99%はインド国内から来ています。

アムルットなどインドウイスキーは
日本国内でも手に入るとのこと。
今後も伸び続けるだろうウイスキー新興国の味を、
飲み比べてみても面白いかもしれないですね。
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関連サイト
http://response.jp/article/2014/05/14/223214.html
http://response.jp/article/2014/04/16/221376.html
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2773019&media_id=58
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by shigetatravels | 2014-06-19 11:42 | インドあれこれ
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