昏睡強盗に注意!

みなさんこんにちは。
今日は7月あたりから流行っている昏睡強盗について。

時系列でご案内していきますが、
おおよその動きはパターン化しているので
防犯対策の参考にしてください。


8月中旬 @01:15AM デリー到着。
空港送迎は手配せず、翌朝まで空港内にて空港メトロの始発まで待機。

@05:30AM 空港メトロ入り口を探して荷物をもって移動開始。
*途中で1人のインド人(小太り/172CM/顔の特徴なし)に声をかけられる。

そのまま仲良くなり、彼が切符代を払ってくれ、
一緒にニューデリー駅へ向かうことに。

彼のはムンバイ勤務でデリーへは出張でやってきたといい、
名前はMANISH(マニッシュ)。

@06:00AM頃ニューデリー駅到着。
MANISHはデリー市内を無料で案内すると申し出る。
駅前でタクシーに乗り、インド門やフマユーン廟等を
30分~1時間程度かけて一緒に観光。
その後、「コーヒーショップに行かないか?」と誘われる。

@06:30AM過ぎ頃、どこかの2階建てTEA SHOPに入る。
早朝でひと気のない2階に行き、彼はテーブルで待機。
MANISHが1階に戻ってサンドウィッチとチョコレート味の飲み物を購入。

一緒に食事をして、少し飲み物を口にした後、
吐き気をもよおしてトイレで嘔吐。

その後、意識はあったものの、思考が鈍り、
MANISHに誘導されるがまま彼を外に連れ出す。
(この時点で@07:00AM頃と思われる)

この先は記憶が朧だが、リキシャに乗り込み、
デリー郊外のNOIDA地区(デリー中心部から通常1時間以上かかります)へ移動。

その後、すぐまたコーヒーショップに入り、2階へ。
そこでMANISHはまたホットコーヒーを購入して強く勧める。
朦朧としながらもそのコーヒーを全て飲まされ、
その後は気を失ってしまう。

目覚めたときには昼頃。
テーブル上には自分の荷物が散乱しており、
日本から持参していたiPHONEと現金(2万円+約5000RS)、
そしてカメラのSDカードが盗まれていることに気づく。

あわてて店を出て警察署を探すが見つからず、
20分程度周辺を歩き回っていると、
(この地区は日本企業の進出が多い地域です)
日系の会社にたどり着いたので、事情を話し、
15PM頃にデリー市内の日本大使館まで送ってもらう。

その後、大使館員とともにニューデリーの警察署へ移動。

しかし、事件発生はデリーではなくNOIDAなので、
その場で被害報告書を作成することができず、
事件発生場所にもっとも近いNOIDA SECTOR20の警察署へ移動。
そこでようやく被害報告書を作成してもらう。

被害報告書には上記時系列の報告を記載。
携帯電話会社にも連絡をして携帯の利用を停止させました。

しかし、被害にあった現金/携帯等は戻ってはきませんでした。


空港メトロが開通する以前は空港バスで話しかけられ、
気がついたら悪徳旅行会社で高額ツアーを組まされていた、
というような報告が多かったのですが、
最近は犯罪内容も進化しています。

昏睡強盗はどんな薬物を飲み物に混入させているかわかりません。
このお客様は幸いにして薬物の影響が少なく、
しかも日系企業の社員の方に助けられて無事保護されましたが、
場合によっては薬物を特定するために
一旦病院へ行って検査をする必要がある場合もあります。

インドで地元の人たちと仲良くなりたい、
話がしたい、という旅行者の方は多いのですが、
上記のような事件が発生していますので、
充分にお気をつけください。

犯人が誘うレストランやカフェはセルフ・サービス形式の店が多く、
店では自分が支払うので席に着いて待っていてくれ、
と旅行者に親切な言葉をかけてきます。

この時点で、旅行者はすっかり相手を信用し切っており、
その行動に十分な注意が払われていないケースが多く、
犯人は容易に睡眠薬等の薬物を混入した飲料や食べ物を旅行者に提供し、
旅行者が飲食物を口にして意識がもうろうとなったすきを見計らって、
現金やクレジットカード等の貴重品を奪います。

このような被害に遭わないよう、以下の事項に留意し、
見知らぬ相手からの誘いに対しては十分注意してください。

1)どんなに親切そうに見えたり、親しげに誘われたりしても、
見知らぬ人物の言葉を安易に信用せず、また安易について行かない。

特に、タクシーやリクシャー等で一緒に移動したり、
安易に見知らぬ者の家について行ったりすることは絶対に避ける。

2)散策する際は、できる限り必要最小限の現金のみを持ち歩き、
クレジットカード等貴重品類は安全な場所に保管しておく。

3)見知らぬ人物からビスケット、コーラ、コーヒー等の
飲食物を勧められても、絶対に口にしない。

なお、多くの場合、当初から節度ある毅然とした態度を示すことで
事件を未然に防ぐことができます。

また、万一、被害に遭った場合には、
早急に警察に被害届を提出するとともに、
最寄りの日本国大使館、総領事館または出張駐在官事務所にも連絡してください。

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2013C334
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by shigetatravels | 2013-10-17 16:42 | 詐欺報告
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